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第1話

1話 「家族」
208
2024/05/27 09:24






















































秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
お母さんあとどれくらいでくるの?
お母さん
あともうちょっとで来るわよ〜
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
ふ〜ん
今私はレストランの個人室にお母さんと二人でいる

なんでそんなところにいるかというと









































お母さんが再婚したからだ

お父さんは私が物心がついた頃から居ない

聞けば、お父さんは私が小さい頃に浮気したらしい

しかもそれが何度もあったらしい

おまけに金遣いは荒く

モラハラ夫で

お母さんには我慢の限界がきて離婚

同情もできないクズっぷりだ


お母さんはこの数年間

異性が信じられなかったらしい

お母さんはいつも

「異性と簡単に付き合うな」と

私に言い聞かせていた
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
(そんなお母さんが再婚か〜)
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
(まぁ10年以上も経っているしありえなくもないか)
橙色から暗い色にだんだんと染められていく空を窓から頬杖をつきながら見ていた
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
(そういえば同い年の兄ができるんだっけ)
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
(同い年の男の子…)
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
(思い出したくね〜)
お母さんには内緒にしてたが

私は中学2年生の頃にいわゆる同い年の『彼氏』というものがいた

だが私達が中学3年生に上がるとき私が引越しすると彼氏に言ったところ

互いすれ違う場面が多かったことから別れた

秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
(お母さんの話昔はよく理解できなかったけど)
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
(今はよく分かるわ)
お母さん
あっもう来たらしいわよ
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
了解〜
そんな感じで余裕のありそうな返事をしたが

正直不安だった

初めて知った人と同じ家に住む…

年齢がどうであれ同居みたいなものだろう
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
(不安しかないよ…)
ガラガラ
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
あっ
ドアが開いた音がして

ドアの方へ目を運ぶと

身に覚えがある人物が入ってきた
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
ッ⁉︎⁉︎⁉︎
義お父さん
こんばんは(ニコ
お母さん
こんばんは〜
こんばんは…
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
こん、ばんわ…
って、はぁ⁉︎
義お父さん
おい、なつ
どうしたんだ?
赤神  那津
赤神 那津
あっいや…
なんでも
さっきまで明らかに興味の無さそうな目で別方向を見ていて

こっちを向いたと思ったらでっかい声を出した
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
(あいつなにやってんの…)
テーブルには四人分の夕飯が並び

お母さんと義理お父さん達『だけが』

話で盛り上がっている
お母さん
そういえば二人は自己紹介したの?
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
へ?
赤神  那津
赤神 那津
ゴホッゴボッ
義お父さん
おい、大丈夫か?
赤神  那津
赤神 那津
あ〜平気平気…
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
あ〜さっきしたよ!
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
お母さんたちが盛り上がっている間に!
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
ね‼︎
本当は今日は喋ったこともないが
誤魔化すために
なつの方を向き共感を求めた
赤神  那津
赤神 那津
おっおう‼︎
義お父さん
そうなのか
良かったな!
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
私トイレ行ってくるね
お母さん
は〜い
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
ふ〜…
気持ちをおつかせるために

洗面所に手を置き

鏡の中の私は睨めっこをしている
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
(なんであいつがいんの╬)
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
(住んでる市違うじゃん)
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
(そういえば…あいつも片親だったよね)
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
(だから意気投合して仲良くなって…)
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
(あ〜もう今は関係ない‼︎)
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
さっさと戻ろう
気分が重いせいで
私は薄暗い廊下で床を見て進むしかできなかった
赤神  那津
赤神 那津
おい…
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
あっどうしたの?
赤神  那津
赤神 那津
なんでお前がいるんだ?
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
は?
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
こっちのセリフだよ
なつさん
赤神  那津
赤神 那津
そういうところが嫌いだったんだよ
くそ優等生
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
その言葉きっちり返させてもらうよ
くそオタク
赤神  那津
赤神 那津
俺は戻るからな
秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
あっそ







秋月   (なまえ:下の名前)
秋月 あなたの下の名前
あいつ、何しにきたの?















































作者
作者
おそらくみなさんは
作者
作者
「あっこれまだ気になっていて少し甘々な感じかな」って思っていたと思います
作者
作者
私ギスギスした雰囲気大好物なんで
作者
作者
両方とも口悪い☆

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