第2話

Prolog
66
2025/09/04 19:10 更新
??side


ピピピピピ…

カーテンから差す眩しい陽光と携帯が鳴らす無機質な機械音に目を覚ます。機械音を止めるべく少女は携帯に手を伸ばす。そして時間を確認すると共に悲鳴を上げた………。
あなた
……あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!!!(汚い高音)
オワタ。完全にオワタ。

いや待って??何で??何で8:00なん??私6:30にアラームしてたよなあ?!

あかん、これまた遅刻やん!!56されるう!!飯など食う暇は無い!!そんな時間があるのなら……
遅刻するから走れ、あなた!!
そう、走れ_____!
あなた
……って!!メ○スみたいに言わんといて!!?
行ってきます!!
はいはい行ってらっしゃい、忘れ物ないな?!
あなた
多分ない!!!!
彼女は蓧宮あなた。割と何処にでも居る19歳のフリーター。
あなた
あぁぁぁ!!推し忘れてきた!!
くっっそ、癒しが……!………あ、妄想で補うか……
…訂正。かなり重症(しかも夢女子で腐女子)なオタクである。
そんな彼女が向かう先は、職場_________



の、筈だった……………………



クラッ──────────
あなた
…………あれ……?
全く………とことんオタクだよねぇ、君。
まあ、推しの皆に直接会えるから…楽しんでよね~
──────────暗転する視界の中、そんな声が聞こえた気がした。

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