そのワーゲンが先程の黄色のワーゲンだと確信し、
運転手と顔を合わせないようにすぐ視線を戻した。
背中に冷や汗が伝う。
さっきとは違う車で、たまたま
同じような見た目だったという確率は低い
かといって、たまたま同じ方向に
向かっているとも考えがたい…
たしかにさっき、私がお店の敷地内を出ようとしたときに
黄色のワーゲンのエンジンがかかったんだ。
…だとしたら、もう1つしかない
ストーカーに遭うなんて人生初めてで、
頭が真っ白になった。
これからどうすればいいの?
普通に家に帰ったらまずいかな…
でもこのまま付き纏われ続けたら、一生家に帰れない
向こうは車で、私は徒歩だから追いつけてしまう
いっそ、どこかのホテルに泊まる?
いやでも…ここらへんホテルない
いろんな思考が、頭の中をぐるぐるとまわる。
こういうときこそインターネットでしょ!
私はスマホを取り出し、検索を…
と、その前に。
アイツを試してやろう。
雨 様、スポットライトありがとうございます🥹✨













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。