あなたのカタカナで下の名前視点
なんやかんやあった後、俺はウラヌスの仕事を手伝っている
ぶっちゃけると面倒臭い
だって、コイツの仕事はざっくり言って「死者の仕分け」だ
原理的には
①地獄の閻魔大王が天国行きか地獄行きかの判決を下す
②天界に送られた死者がウラヌスの前に当場
③ウラヌスがソイツを天界のどの区域に送るか決定&判決
④その死者は決められた区域で時間を過ごしやがて魂は完成された肉体に宿り下界へと行く
⑤それの繰り返し
なんか………天国版閻魔大王みたいだなぁ
なんで人間が神の仕事手伝わねーといけねーんだよ
なんでなんだよ(´・ω・`)メンドクセ-
やばい、死者見るとか心苦しいくて絵文字使っちまったよ
まぁ、もう仕事終わったんだけどネ
いつの間にかアリエルも居た
アリエルが魔法を操ってウラヌスに攻撃してるし
ウギャーっつー悲鳴が聴こえたが、個人的にもっとやれって思ったから無視するのであった
ってか疲れたんだけど
ウラヌスがなにか言おうとした気がするが、これは気にしないのが吉だな
実際にはもう頼まないで欲しぃなぁ(´・ω・`)
なんか、知らんけどどうやらアリエルからの好感度はあがったようである
そしてアリエルはウラヌスの方に向き直り
恐ろしく棒読みなアリエルの言い方に少し戸惑ったウラヌスが帰りのポータルを用意してくれている
そりゃ、あんな活発みたいな見た目の子がこんな棒読みでなんか言ったらそりゃ怖いわ()
そんなどーでもいいこと考えてたら
と、ウラヌスに声をかけられた
と言い、円形の人が1人通れるくらいの空間の穴に片足を掛け、足から穴に落ちた
と聴こえた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!