第16話

#13
172
2026/01/24 15:00 更新
翌朝
目が覚めると目の前に天使がいた
(なまえ)
あなた
寝顔、かわいい…
普段とはまた違う、あどけないかわいさ
気持ちよさそうに寝てる…
思わずほっぺをつついてしまう…
由姫
ん…
あ、起きちゃった
起きてもなお頬をつつき続ける私に微笑んでくれる
由姫
ふふっ、おはようあなたの由姫からの呼ばれ方
(なまえ)
あなた
おはよう由姫
由姫の微笑みに幸せになりながら私も微笑み返す
すると何があったのか、由姫が顔を覆った
(なまえ)
あなた
どうしたの?
由姫
ま、眩しい…
(なまえ)
あなた
?カーテンは閉めてるけど…
由姫
そうじゃなくて…あはは
たまに由姫はよくわからないことを言う
たぶん天才だから見える世界が違うんだろう
不思議に思っている私をよそに由姫は起き上がって荷物を片付け始めた
(なまえ)
あなた
部屋に戻るの?
由姫
うんっ
由姫
昨日は自分用の買い物してないから、朝行こうと思ってるの
(なまえ)
あなた
そっか
由姫、きっと自炊だよね…すごい
私は基本的に食べないか食堂か、たまにゼリーとか
同じ中学生とは思えない
うんうんと勝手に誇り高くなっていると、由姫が振り向いた
由姫
その後に朝食作ろうと思うんだけど、よかったらあなたの由姫からの呼ばれ方もどう?
(なまえ)
あなた
いいの!?
由姫
もちろん!
(なまえ)
あなた
じゃあ、私も買い物手伝うよ!
由姫
ありがとうっ
ふふっ、楽しみ!
その後準備をして、由姫とスーパーストアへ
私は荷物持ちに立候補して由姫の部屋に運んだ
(なまえ)
あなた
いい部屋だね!
由姫
ふふっ、ありがとう
由姫
それじゃあ、作ってくるから、くつろいでね!
そう言ってキッチンに向かう由姫
その姿を見届けてソファに座らせてもらう
家具も整頓されていて、落ち着く雰囲気の部屋
ぼんやりとしているとちょっとうとうとしてきた
目を瞑っていると、いつの間にか由姫が朝食を用意してくれていた
なんと私の分のお弁当も作ってくれたらしく、テーブルの上に置かれている
(なまえ)
あなた
ありがとう由姫~っ
由姫
お口に合うといいなっ…
いただきますを言って朝食を食べ始める
(なまえ)
あなた
ん〜っ!美味しい〜
もちろん絶品
朝から幸せだなぁ…
(なまえ)
あなた
はぁ…私、こんなに素敵な幼なじみがいて誇らしいよ…
うっとりしながらそう言うと、由姫は照れ臭そうに笑った
由姫
ふふっ、そう言ってもらえて嬉しいっ
楽しく食べ終えて、私は食器を洗う
これくらいはさせてもらわないとね
その後は少しゆっくりして8時頃一緒に寮を出た
校舎に入り、廊下を歩いているといつもよりも視線を感じるような…?
モブ
あれ、編入生だぞ
モブ
噂通りのガリ勉だなぁ~
モブ
天才っつーか、勉強しか取り柄ないですって感じ?
モブ
てか、あなたの名字と幼なじみってつり合わなくね?
耳をすませば、男子生徒たちの悪口
笑い声も聞こえるし…
由姫
…やっぱり、あなたの由姫からの呼ばれ方も人気だよね…あはは…
由姫がしょぼんとしてしまった
(なまえ)
あなた
もうっ、由姫はすごい子なんだから、何言われても気にしちゃダメだよっ
ガッツポーズをして励ます
そのおかげか由姫も少し表情が和らいだ
すれ違いざまにさっきの生徒たちを少し睨んでみる
モブ
っ、
気まずそうに目をそらされたから、少しは牽制になったかな
(なまえ)
あなた
由姫のことは私が守るからねっ
由姫
ふふっ、私弱くないから大丈夫だよっ
(なまえ)
あなた
それはそれ!これはこれだよ!
頬を膨らませる私に由姫が笑う
この笑顔は、ちゃんと守らなくちゃ、由姫パパにも心配かけちゃうしね!
(ピロンッ
拓真
…なんだ?
あなた
『由姫と女子会♪
 (素顔の由姫とのツーショット)』
拓真
かゎ……!!
拓真
てか、あなたの下の名前の奴…!
いろんな意味でスマホを握りつぶしそうになった拓真なのであった

プリ小説オーディオドラマ