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第17話

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2024/10/01 06:22 更新
アジトへとぶらぶらと帰っていると、その前に複数の人の気配を感じ、何が起きたと急いで向かった
__僕は知らなかったが、あの真っ二つに割れた携帯に、死柄木たちからアジトと集合するようにと書かれたメールが送られていた
僕らしか分からないルートで中へと入ると、そこには見覚えのないペストマスクを付けた男に向かって、マグネが武器を構えて走っていた
あなた
ッ…ぁ、!
渡我被身子
__マグ姉ッッ!!
彼女の悲鳴と、バツン、と肉塊になる彼女を見届けることしかできなかった
…止められなかった。と、自責の念に駆られて、男に飛び掛りそうになるのを、拳を握りしめて理性を留めた
例え、Mr.の腕が無くなっても、相手が一気に攻め込んできても。リーダーである彼が許可を下さないのなら、僕が勝手をすることは許されない
あなた
……死柄木
死柄木弔
…来てたのか
何処となく今までとは雰囲気の違った死柄木が、その瞳に僕を写す。それには、複雑に入り交じった感情が見え隠れしていた
分倍河原 仁
あ、あぁ…コレクト…俺、俺が…!
分倍河原 仁
俺が、アイツらを連れてきて…それで…!!
あなた
…大丈夫、大丈夫だよ。トゥワイス
トゥワイスの背中を撫でて、落ち着かせようとするが、そう簡単には消えないのが感情だ
__サヨナラ、マグネ。助けられなくてごめんね。代わりとは言えないけど、トゥワイスやトガのケアは任せて
あなた
…もうすぐ、騒ぎを聞きつけたヒーローが、ここへやって来るだろうね
死柄木弔
…あぁ。急いでここを離れるぞ
冷静に指示を下す死柄木に、渋々と動き出す連合のみんなを見届けてから、僕もこの場を去る
__サヨナラ、今までの僕。オリジンを取り戻した今の僕は、彼を王として仰ぐが、全てには従わないよ
あなた
……はやく、壊さなきゃね
死柄木弔
……あぁ
僕らにしか聞こえない声量で、そう会話を交えた。早く壊さなきゃ、また仲間を失うかもしれない
__サヨナラ、腐った社会ルール。もうすぐ、もうすぐで全てを壊してあげられるから、待っててね
ゴミヴィランゴミ箱歪んだ社会に、クズヒーロークズ籠腐った社会へどうぞ

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