第5話

#5
1,183
2025/02/14 13:55 更新

あなた
す、すいませ…ん”?!



私の目の前にいた人は…


__







・・・あの時の先輩だった。





あなた
えっ、えっ
あなた
( やば…結構思いっきりぶつかっちゃった )
あなた
ご、ごめんなさい!!
__
あなた
 ・・・ 





…え、無言?

私どうしたらいいんですか?

もうこの場から去っていいんですか??


あなた
え、えっと…
あなた
じゃあ、私はこれで…


その場からすすすーっと逃げ出すように歩き出す

__










がしっ







あなた
わっ、?!


急に腕を掴まれたかと思ったら、

くるっと体の向きを変えさせられた


くいっ
あなた
ぇ…?



片腕を掴まれて、顎を指でくいっと少し上に固定された

先輩との顔の距離はおよそ・・・10cm 程。


__


じーっと顔を見られるし、
距離も近いしっていうか腕掴まれてるし、

…私はもう、赤面どころの話ではなかった。

あなた
な、…なんです、か…?
__
…いえ

あなた
 …! 





その時、小さい頃の私の記憶と、

今目の前にいる人の顔が、重なった



__
 … 、
あなた
あ、っ


ぱっと手を離されて、体が自由になる

あなた
 …?? 


…え、今の何のための時間だったの?

名前聞いてもお断りされたのに
こんなに急に距離(物理的)近づけることある…?

__
では、ぼくは此れで

あなた
( え、行っちゃう…! )


で、でも…やっぱりだよね?!

間近で顔を見て確信した。

あなた
っ、!





てってってってっ…



あなた
あの、!


私は先輩の前に回り込んで、先輩が歩くのを阻止した

__
 …、


先輩は、構うことなく私を避けて通ろうとする

あなた
って無視ですか?!
あなた
ま、待ってください!
__
…何ですか
あなた
お、お名前…!聞きたいです!!


名前を聞いたら、もしかしたらあの子の名前も、

思い出すかもしれない…


そう思って、勇気をだして訊ねてみた


__
其れは先日、お断りした筈ですが
あなた
でしたらもう一回頼み込みます.ᐟ‪.ᐟ
__
 … 、



わぁ…めっちゃ呆れた顔してらっしゃる…

いや普通そうですよね、すいません…



あなた
( でも、もしかしたら本当に運命
かもしれないんです先輩…!! )
あなた
お願いします…!
__
はぁ…







フョードル・D
…フョードル、です
あなた
ふょ、フョードル…先輩?



聞き覚えがあるような、ないような…?


フョードル・D
もう用は済んだでしょう、避けて下さい
あなた
あっ…



フョードル先輩はそのまま、歩いていってしまった



あなた











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