ごめんなさい ! 桜 vs 十亀 、梅宮 vs 兎耳山飛ばします !!
そう言った梅宮さんの後ろを
みんなが歩く中 、私は柊さんに声を掛けた
頼む 、ってさっきとは逆ですね
ぺこ 、と小さく頭を下げて
まだ目を覚まさない佐狐くんの元に駆け寄る
出来たばかりの傷は 、
見てる私も痛くなる
消毒液を取り出して
傷口に当てたとき 、
ゆっくりと佐狐くんの目が開いた
意識がハッキリとしていないであろう佐狐くんが
ぼんやり 、私を見ている
止まりそうになった手は 、
無理矢理動かした
それを望んでいないって 、
分かったから
佐狐くんの言葉への返答を 、
少し 、考えた
茶化して 、誤魔化したワケじゃないの
本当に 、分からなくて











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。