前の話
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「 好きです 」
今、僕の目の前ではビッグイベントが
行われている。いわゆる告白だ。
それも僕に向けての。
普通の人なら喜んで受けるだろう。
相手は生徒会長、それもイケメンだからだ。
僕はと言うと…
…僕にとっての相手は、
超が無限につく、大嫌いな幼馴染なのだから。
朝登校すると、まず目につくのは校門、
そして挨拶をする生徒会のメンバー達。
僕は軽く会釈をして校門を通り過ぎようとすると、
毎度お馴染みのあいつが目の前にやってきた。
煽るような顔で言うのは、
うちの学校の生徒会長兼、僕の幼馴染だ。
そんな彼の表情を見て、
黄色い歓声をあげる女子達が理解できない。
「じゃあねー」と手を振る幼馴染。
さっさと自分の仕事しろっての。
ほんとに、馬鹿なんじゃないの?
でも、僕はそれを言えない。いや、言わないんだ。
実際、僕は彼に運動面も勉強面も負けている。
唯一、勝てるとしたら身長くらいだろう。
でもそれはフェアじゃない。
それくらい、僕にもわかる。
教室について早々、僕は端の方にある席に座り、
本を開いた。
朝の時間は嫌いじゃない。でも、好きでもない。
ただ孤独に本を読む僕を横目に、
近くでは陽キャの同級生達が群がっている。
何故、毎回僕の近くの席には
陽キャが群がるのだろう…
そう言いながらバシバシ僕の背中を叩くのは
見るからに陽キャな奴。
名前はあっきぃらしい。
てか、なんで勝手に呼び捨てにしてんだ。
は?どこ見てそれが言えんだよ。
殴りたくなる気持ちをぐっとこらえ、
先生が来るまでの間、必死に耐え抜いた。
久しぶりに恋愛を書いたらどうなるんだろうという
好奇心で書き始めた。
別にすとぷりに冷めたわけではないんですよ。
ただ…推しが動画に出ないこと確定なんで、
見ようにも、見る気が失せるっていう…()
だから、とりあえずAMPTAKでいっか←
って言って書いてます。ご愛読くださーい。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。