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4 × 15
miyaura kento side .
健人 「 優斗 」
優斗 「 健人さん!どうしました? 」
そう言って優斗は振り返りニコッと微笑んだ。
俺には何も無い。とっておきのセリフだって。
でも優斗は俺に飛びっきりの笑顔を向けてくれる。
健人 「 優斗は俺で良かったのかな 」
優斗 「 健人さん … 、? 」
健人 「 なんでもない 、ご飯作るね 」
優斗 「 僕も手伝います! 」
俺で良かったのかな優斗に聞いたりなんてしない。
だって俺が優斗が良かったから。
健人 「 優斗 、今日買い物行かない? 」
優斗 「 行きます!! 」
俺には何も無いんだな。
いや 、そんなこともないな。
優斗 「 健人さん!! 」
君の本気で怒る顔も。
優斗 「 んぅ … 、 」
君の呑気に眠る顔もきっとこの先
誰よりも目に映すのは絶対に俺だと思う。
優斗 「 健人さん … 、? 」
健人 「 なんでもないよ 、笑 」
君といる時の俺が好きだ。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!