15分後 、さっきから床と
にらめっこをしているマリア 。
背後からすこし覗いてみると
そこには壊滅的にぐちゃぐちゃな
最早魔法陣と呼んでいいのかわからない
ものがあった 。
カッ カリカリ … ガーー
杖を構えるマリアの背後に
ぴったり寄り添い 、
杖の横に手を揃える 。
目の前には布切れを被った人間 ( ♂ ) 。
マリアの教育に良く無いと思い
完成の一瞬前に布切れを被せた 。
髪は蒼く顔は格好良く 。
完全にマリアの趣味が出ている
まぁ否定はしないが
箒に乗って手を振るマリア 。
反応が遅れたが西の国と言えば
魔術に対してよく無い印象を持つ国 。
そんな国で聖女なんて務まるものなのか
……
少し好奇心が湧いたのは墓まで持っていこう
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!