朝会。
月に一度、校長先生のありがたーい話を
聞いたり、生徒会からのお知らせを
聞かされたりする。
…… ただの面倒くさい会。
今は、校長先生の話を聞いている真っ只中だ。
全く興味が湧かない所為か
話は入ってこないし、眠気が襲ってくる。
私は大きな欠伸をしながら
必死に眠気と戦っていた。
……… 19年目?
おかしい。
長くて10年ぐらいで
普通は移動になるはずだ。
あまりにも、長すぎやしないか。
何か、繋がりそうな気がする _________
全校集会が終わり、
帰りのHRをそろそろ始めようと言ったところ
突然、南雲先輩に呼び出された。
そして聞かされたのは…
私は先輩に言われるがまま
紗夜の元へ向かった。











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!