第10話

悪の電話。
3,407
2020/10/31 23:14
ジミン
ジミン
ごちそうさま‼︎
テヒョン
テヒョン
ごちそうさま‼︎
ジミン
ジミン
んじゃ、お皿洗うか。
じゃ、テヒョナ先にお風呂入ってて⁇
終わったら入るよん。
テヒョン
テヒョン
んー。食べた食べた‼︎
了解~‼︎
テヒョナはお風呂場の方へ行った。


そして残されたジミナ。
ジミン
ジミン
ふぅー。洗うか。
さっきまで食べていた、お皿。


少しひんやりと感じた。


そして、いろんなことを考えてしまった。


僕の悪い癖だった。


もし、もしかしたら、ジニヒョンが追っかけてきたらどうしよう…


もし、テヒョナに迷惑かけたらどうしよう…


一つ悩めば二つ三つ悩みが増えていく。


ぁあ。頭がパンクしそうだ。
テヒョン
テヒョン
あれ?まだ洗ってるの⁇
ジミン
ジミン
えっ?!、あ、もう出たの?
そこには、髪の毛を


タオルで拭いているテヒョナだった。
テヒョン
テヒョン
うんっ!
ジミン
ジミン
ふふっ
テヒョン
テヒョン
?何笑ってるの??
ジミン
ジミン
いや?
ああ。


なんて幸せなんだろ。


どうしても、あの生活に戻りたくない。


お願いだから、この幸せがずっとつづいて。
ジミン
ジミン
お風呂入ってくるね?
テヒョン
テヒョン
もおー。笑
急いでね?
ジミン
ジミン
わかったよー笑
考えるだけ、


無駄だ。


今はこの幸せを楽しもう。


だってもう、あの人達から逃げたんだから。


その時になったら考えよ。
ジミン
ジミン
お風呂でたよー。
テヒョン
テヒョン
お!早かったね笑
ジミン
ジミン
早くしろって言ったの
何処のどいつだよ。
テヒョン
テヒョン
あ!僕だった。
えへっ!
ジミン
ジミン
いいから、布団ひくよー。
テヒョン
テヒョン
一緒に寝よ!!
ジミン
ジミン
わあったよ~
押入れから


布団を取り出した。
テヒョン
テヒョン
じゃ電気消すね!
ジミン
ジミン
ありがとー。
じゃ、おいで。
布団をパタパタしながら誘導した。
テヒョン
テヒョン
ふぅー。いつも一人だったから
ジミナがいるとすんごい嬉しい‼︎
ジミン
ジミン
本当!良かった(●´ω`●)
と、たわいの無い会話をして


気づいたら目を瞑っていた。


朝起きた時に気づいた。


この日は魘されていなかった。


久しぶりに清々しい朝を迎えた。


これもテヒョナのおかげだと思った。


この幸せがずっとずっーと、


続けばいいのにな。

_____________________________________

そして、こんな生活を二カ月経ったある日、


電話がなった。


ジミン
ジミン
ん?はーい!
テヒョナ?
ユンギ
ユンギ
ちげーよ。
ジミン
ジミン
っ‼︎
幸せはずっと続かなかった。

プリ小説オーディオドラマ