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第1話

2人との出会い🤍
20
2026/02/27 05:47 更新
私にはいきなりできた義兄がいる。高橋恭平。
これが私の義理の兄の名前だ。なんだか生意気で、あんまり好きにはなれなかった。

私は今日から高橋あなた。
あいつとは一応兄妹になる。

恭平
恭平
あんたが妹?
俺恭平。あんたは?
(なまえ)
あなた
あなたです
恭平
恭平
ん、あなたな。
了解。よろしく
軽く挨拶を交わすと、恭平は部屋に戻ってしまった。私はそろそろ勉強の時間。大学受験を控える私はフリーターの恭平お兄ちゃんと話している暇はない。それにそろそろ先生がくるからっ。

大吾先生
大吾先生
あなた、おはよ。
勉強するで?
(なまえ)
あなた
もうですか?
私おはなししたいですっ!笑
大吾先生
大吾先生
あなた受験生やろー?笑
勉強してください笑
恭平
恭平
あなた?
(なまえ)
あなた
お兄ちゃん!?
いきなり部屋入ってこないでよ
恭平
恭平
お前がキャッキャッキャッキャッうるさいからやろ。あなたの彼氏ですか?
大吾先生
大吾先生
いえ、僕はあなたの家庭教師ですが、
恭平
恭平
お前家庭教師なんかやとってんの?
バカなん?
(なまえ)
あなた
バ、バカちゃうし
いいから出てってくださいっ
恭平
恭平
せっかくやし俺もここおるわ
いいですよね?先生?
大吾先生
大吾先生
僕は構いませんが?
あなた次第です
(なまえ)
あなた
今日だけね
恭平
恭平
ん、
いつもは先生と2人っきりで勉強していたのに、
今日はお兄ちゃんもいるからなんだか不思議。

(なまえ)
あなた
先生ー?
これ合ってますか?
大吾先生
大吾先生
ん?どれー?
先生が机を覗き込むと、自然と近くなる距離。
この近くなれる瞬間が大好きで、私が先生を好きになった理由でもある。
実は私あなたは、家庭教師の大吾先生に片想いしていますっ。わからないところを優しく教えてくれる先生、正しく問題が解けると思いっきり甘やかして褒めてくれる先生に、気づけば恋をしていた。

(なまえ)
あなた
これです!

視線が重なると、思わず顔を赤らめてしまった。

(なまえ)
あなた
大吾せんせ…
恭平
恭平
なにしてんねん、
はよ勉強しろ
大吾先生
大吾先生
そ、そうやな
次やってみよか?

今いい感じの雰囲気だったのに。
新しくできたお兄ちゃんのせいで台無しになってしまった。

あれからちゃんと勉強もしたけど、やっぱりさっきの、かわいいお顔でこっちを見つめる大吾先生の顔が忘れられなかった。

大吾先生
大吾先生
明日も頑張ろうな
じゃあねあなた
(なまえ)
あなた
はい!
また明日!

大吾先生との今日の勉強は終わった。
恭平
恭平
なああなた?先生のことすきなんか?
(なまえ)
あなた
へっ!?
べ、べつに
恭平
恭平
ふーん
まあしらんし興味ないけど

強がったようにみえる恭平の態度に違和感も覚えたが、今日のところは問い詰めなかった。

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