第25話

変だった
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2026/02/27 06:45 更新


さとにい から聞いた 。
上2人組は明日 家出するらしい

正直言うと 、めちゃくちゃ嬉しい !

だって2人の冷たい目が明日から無くなるっていうこと
でしょ ? 僕の生活に光が差してきたみたい 。

四男
 〜 ♪ 


僕はお気に入りの歌を口ずさみながら
寝る準備をする 。

三男
 お前 、機嫌よくなりすぎ w 


同じ部屋で過ごしているさとにいが
笑いながら声をかけてきた 。

四男
 だって明日にはいなくなるんだよ ? 
 こんな嬉しいことないでしょ!
三男
 まあ そうかもしれねぇけど …笑 
四男
 … なに 、なんかあった ? 


にいちゃんがなんだか苦笑いだったので
一応聞いてみた 。

すると 、にいちゃんは「実はな … 」とか言って
話ずらそうに喋りだした 。

三男
 りいぬにい 、なんか変だったんよ 
四男
 変 ? どういうこと ? 
三男
 ずっと暗かったというか … 
 止めてほしそうだったというか 
四男
 何それ 
三男
 見れば分かるよ 、すごい違和感だった 
四男
 はぁ … ? 


なんでそんな不明確なんだよ 、なんて思ったけど
気になっちゃったから僕はにいちゃんを見に行った 。

次男
 …… 
僕はリビングのにいちゃんをドアの隙間から覗く 。
見に来たはいいけど 、さっきからずっと黙り込んでる

次男
 … 嫌だなぁ 、笑 


にいちゃんは急にそう呟いた 。
嫌 ? ななにいと2人で遠くに家出するのが ?

四男
 … ? 


分かんない 。

分かんないからもう部屋に戻ろうと思い 、
僕は足を動かした 。

次男
 … … てよ 、誰か 
三男
 分かっただろ ? 
四男
 分かんなかった 、
 ずっと黙り込んでたし ? 
三男
 黙り込んでる時点でおかしいだろ ! 
 あのお喋りなにいちゃんだぜ ?
四男
 ま 、そういう時もあるんじゃね 
三男
 なんでそんな冷たいんだよ 
四男
 だって分かんないものは 
 分かんないし …! 
三男
 … ま 、それもそうか 
三男
 なんかどうでも良くなったから 
 寝るわ 、おやすみ
四男
 は 、切り替えはや !ww 
 おやすみ … w


さとにい からスヤスヤと寝息が聞こえ始めた 。
こいつ寝んのはやすぎるだろ w

四男
 … なにが嫌なんだ 


考えても分からないから仕方ない 、なんて言ったものの
気になってしまう 。

四男
 … 分かんないんだから 
 考えても仕方ないわ


結局そう思い 、僕も寝ることにした 。

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