さとにい から聞いた 。
上2人組は明日 家出するらしい
正直言うと 、めちゃくちゃ嬉しい !
だって2人の冷たい目が明日から無くなるっていうこと
でしょ ? 僕の生活に光が差してきたみたい 。
僕はお気に入りの歌を口ずさみながら
寝る準備をする 。
同じ部屋で過ごしているさとにいが
笑いながら声をかけてきた 。
にいちゃんがなんだか苦笑いだったので
一応聞いてみた 。
すると 、にいちゃんは「実はな … 」とか言って
話ずらそうに喋りだした 。
なんでそんな不明確なんだよ 、なんて思ったけど
気になっちゃったから僕はにいちゃんを見に行った 。
僕はリビングのにいちゃんをドアの隙間から覗く 。
見に来たはいいけど 、さっきからずっと黙り込んでる
にいちゃんは急にそう呟いた 。
嫌 ? ななにいと2人で遠くに家出するのが ?
分かんない 。
分かんないからもう部屋に戻ろうと思い 、
僕は足を動かした 。
さとにい からスヤスヤと寝息が聞こえ始めた 。
こいつ寝んのはやすぎるだろ w
考えても分からないから仕方ない 、なんて言ったものの
気になってしまう 。
結局そう思い 、僕も寝ることにした 。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。