第22話

帰ってこなくても
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2026/02/15 03:09 更新


朝 、僕とさとにいは2人で朝ごはんを準備していた 。
自分の準備もまだ終わってないのに

四男
 ねぇ 朝ごはんできたよって ! 
六男
 またジェルにいが部屋爆破 
 したんですけど !
五男
 ほんまごめん 言うとるやんか !! 
四男
 喧嘩はいいから早く食べてよ … 


ついため息が出るほどに疲れる …

四男
 てかさとにい何してんだよ … ! 
五男
 にいちゃんならアイロンしとったで 
四男
 は !? あいつまじざけんなよ 


僕は2人に朝ごはんあたえてるっていうのに 、
にいちゃんは自分の準備してるって何事 ?

怒りモードで僕は洗面所へ向かった 。

四男
 ねぇ 、なんでアイロンしてんの !? 
三男
 うおっ 、そんな怒んなよ 
四男
 僕ばっか動いてんじゃん ! 
三男
 朝ごはん一緒に作ったやん ! 
 てか今俺やらないと混むだろ 


… たしかに (

にいちゃんと僕で一緒に動いてたら 、
あとでアイロンするとき2人で取り合って混み合うか 。

四男
 … ま 、今回は許してやるよ 
三男
 何様やねん 
三男
 おーい 、チビ共は行く時間だぞ 
六男
 ジェルにい 、早くしてください 
五男
 待って ! 数学の教科書ないんやけど 
六男
 え ? 昨日学校に置いてきたって 
 言ってませんでした ? 
五男
 … そうやった 笑 
六男
 はぁ … 何してるんですか 
五男
 ごめんて 、いってきまーす ! 
六男
 いってきます 
三男
 おう 、いってら 〜 


やっと中学生が登校した 。
これで僕とにいちゃんだけになる

四男
 っあ 〜 、疲れたから学校休もうかな 
三男
 サボりは良くないべ 
四男
 お前がアイロンしてる間に僕 
 めっちゃ動いてたんで 〜


そんなこんなで話していると時計は 8:20 を
指していて 、そろそろ出ないといけない時間に
なってしまった 。

四男
 … じゃ 、いってきまーす 
三男
 いってらっしゃーい 
四男
 お前も行くんだよ 
三男
 だるすぎるんだけど 
四男
 サボりは良くないよ 
三男
 うざ ! 


そんなことを話しながら僕は家のドアの鍵を閉める 。

閉めたことを確認したあと 、僕たちは学校に向けて
歩き出した 。

四男
 てか 、にいちゃんたち結局 
 いつ帰ってくんの ?
三男
 ほんとだよな … もしかしたら 
 もう帰ってこねえかも
四男
 え 、やった 
三男
 残念ながら絶対ないよ 、そんなこと w 
四男
 無さそうすぎて悲しいわ … って 、 


2人で学校に向かっている途中 。

僕は見つけてしまった 。


四男
 ね 、にいちゃんたちじゃね ? あれ 
三男
 … ほんとだ 



学校の近くに来たころ 、前を歩いている犬耳のついた
やつとアホ毛の長いやつ 。


長男
 あ ! さとみくん !! 
四男
 … 帰ってこなくてよかったのに 


おっと 、つい本音が 。

前を歩いていた2人はこちらに気づいたらしく 、
さとにいに声をかけた 。

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