こったろside
今日、あなたの下の名前が亡くなった
飛び降り自殺をしたらしい
そこで、医者からこんな手紙を渡された
どうやら、俺たちへの手紙らしい
読んでみようかな……
こたにぃへ
これを読んでいるということは、私は自殺に成功したということだね
もう死んでいるし、本音を話すね
私は正直いって、Coe.のことが憎かった
病弱だから……そんな理由でみんなに甘やかされていたのが
もちろん、病弱なのは仕方ないし誰かが付いていないといけないから、最初は我慢をしてたの
でも、段々とお兄ちゃんたちがCoe.しか見なくなって、私のことを邪魔者扱いするようになったよね
私、辛かった……誰からも愛されなくて
学校でもいじめられていたんだ
でも、それを相談しなかった
いや、正確には出来なかったが正しいのかも……
Coe.ばかり見ていたから、私と話すことなんてなかったし、私が話しかけてきても無視だったから出来なかった
前、Coe.が私に会わないと薬飲まないって言ってたよね
その時さ、Coe.に学校は楽しい?って聞かれたの
正直、楽しくなんかなかったし、むしろ辛かったよ
でもさ、それ言うとCoe.が辛くなっちゃうじゃん
だから、本音隠して嘘ついた
ただ、そんな嘘にも気づいてはくれなかった
もう辛かった
毎日毎日、死にたいって思うようになって
でも、それを止めてくれる人はいなくて……
結局私は死ぬことを選んだんだよ
こたにぃは私が死んでどう思ってる?
ちゃんと愛せばよかったって思ってくれてたら嬉しいな……
さよなら、私の大嫌いなお兄ちゃん
byあなたの下の名前
ポロポロ
読み終わった瞬間に涙が一気に溢れてきた
嗚呼、どうしてちゃんと見てあげれなかったんだろう?
そんな後悔ばかりが頭に浮かぶ
ちゃんと愛せていたら、変わっていたのかな?
ごめんあなたの下の名前ポロポロ
愛せなくて、ごめんポロポロ












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。