第10話

9/初対面なら言葉に気を付けよう。
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2025/11/29 06:54 更新









月詠
すまぬ、わっちが早くに逃しておれば……
 
銀時
謝る必要なんてねぇよ。
 
あなた
きっと逃げてても、見つかっただろうし。



私は髪の毛に刺したかんざしを触りながら、銀時は靴を直しながらそう言う。



神楽ちゃんと新八君は先程の花魁姿ではなく、百華のような服に着替えていた。


月詠
……行くのか、ぬしら。
 
新八
行かなきゃ、晴太くんが死にます。
 
月詠
行けばぬしらも死ぬ。夜兎が四人、軍隊が一個あっても足りぬぞ。
 
あなた
こっちには夜兎が一人いるから。それに、私もついてるし。
 
神楽
アイツは私が何とかしなきゃいけないネ。
 
月詠
だが為に行く。晴太か?日輪か?
 
銀時
ちょっくら、お日さん取り戻しに行ってくらァ。


銀時は立ち上がり、私の手をとる。



差し出された手に私も手をのせ、そのまま立ち上がる。



私は花魁の格好をしている。


銀時
ほんと、怖いくらい似合うな、お前。
 
あなた
ありがとう。



ここで私と銀時達は分かれた。



私は花魁として中に潜入し、内側から壊していく。



多少の危険はあるけど、真正面から戦うよりかは私には向いてる。




あなた
頑張っちゃお。














-
どこに行かれるので?
あなた
先程鳳仙から呼び出されたんです。
-
左様ですか、お気を付けて。
あなた
ありがとう。



怪しいものかと怪しまれることは無い。



しっかり着飾ってるし、顔もいいから当たり前だけど。


あと、さっきから下から爆発音が聞こえる。



銀時達、大丈夫かな……



あ、確か、この階に鳳仙が居る筈…



そう思って早歩きしていると、目の前の角から誰かが飛び出してきた。


あなた
っあ、晴太君!!
晴太
あなたの姉貴!!



私を見た瞬間安堵したように笑顔を見せる晴太君。



やっぱり、まだまだ子供だな。


あなた
良かった、無事で…大丈夫?怪我無い?
晴太
あ、あぁ、おいらは大丈夫。でも、今は追っ手が……



そう言って晴太君は自分が来た方向を指差した。


-
ついに見つけたぞ!
 
-
そっちに回り込め!!
 
あなた
…やば、早く逃げるよ。



私は晴太君の手を取って走り出す。



だが、進んだ先にすでに回り込まれていて、先を阻まれてしまう。


あなた
…やばいかもね、これは……



私は戦いはあまり向いてない。



ある程度は動けるが、今は武器も無いし



なんせ晴太君が居る。



あまり派手に動けないし、戦っていてもその間に晴太君が捕まる。




その時、



一瞬風がビュンと通り去った。



かと思えば、周りに百華達が血を出して倒れていた。



あまりに悲惨な死に方だった。


あなた
…晴太君、見ちゃだめ。


すると、手が血まみれの男の子がこっちに近づいてきた。



私は不審に思ったが、晴太君はひどく震えている。


どうしたの、寒いの?



晴太君を見てそう言う三つ編みの少年。



横顔だけど、すっごく整った顔立ちをしていた。


君も、大丈夫?



すると私の方に向き直して顔を覗き込んでくる。



顔が近い。



どこかで見た事のあるような風貌だった。


君、強そうだね。
 
あなた
…さぁね。







俺と一発やろうよ。






あなた
は?笑




























神威って最高ですね




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