あーよく寝た……
くるっと体の向きを反対側に向けたとこで私は息を呑んだ
大声で叫びそうになったところを何とか抑えた
目の前にはとっても気持ちよさそうに寝ている彼の顔があった
つい私は少しすずくんの顔に近寄ってしまった
すずくんは少しうつむいたまま何も言わない
もしや、近寄ったのバレた?!
それで怒っちゃったのかな、、
すずくんが顔を上げた
私がほっとしたもつかの間
すずくんが勢いよく抱きついてきた
って言って離れてから私のほっぺをむにゅっとした
すずくんはすぐ手を離してくれた
って言ってニカッと笑った
うっそーん!心臓持つ気がしねぇ…
あとその顔反則、、!!
めちゃくちゃ嬉しそう…
なんかこれじゃ私の方が年上みたいじゃん
全く状況把握が出来ないままとりあえずみんなについて下に降りていった
ちなみに話というのは部屋をどこにするのかってことだった
結局、2階の元お父さんの部屋と物置になっていた2部屋を使うことになったらしい
みんなは話があるっぽいから盗み聞きをするまいと足早に部屋に戻るとしよう
なんて呑気に考えていた
三兄弟side________
話ってなんだろう
俺たち残された3人は怒られるにせよ思いあたる節が…
やべーあのことすっかり忘れてた…
やっぱりあんだけドタドタしてたら、、ね、、
すず、よくぞ切り出してくれた
危うく脱線した線路を突っ走るとこやった
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
私の諸事情でこんなにも更新が遅くなってしまいすいません🙏🏻💦
少しの間、同様になってしまうかもしれませんがご理解頂けると嬉しいです🙇🏻♀️ ̖́-
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!