第4話

オノマトペメガネ 1
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2026/01/30 07:49 更新
霧雨 琴葉
...............
首につけていた鈴をちゃらんちゃらんと鳴らして歩く。



猫みたいだなと思ったが私はこれが普通だった。

傘の下で私とお兄さんが何気なく話してる。
KIKKUN-MK-II
そうだ、首につけてるやつ.....あとで外そっか。
霧雨 琴葉
うん.......
ゆらゆらり ふらふらり



濁る感覚は 水の中

くらくらり


私を拾ったお兄さんのどうでもいいような顔を見たい。




でも....私の視界は歪んでさっぱり景色が見えなかった。

当然先も見えなかった。
霧雨 琴葉
..............
KIKKUN-MK-II
大丈夫?顔色悪いよ?
私は永遠に夢の中で踊らされている気がする。
霧雨 琴葉
あ............うん..........
お兄さんと私で輪を作ってかけた部分を私が見れたらいいのにな。
KIKKUN-MK-II
歩ける?
霧雨 琴葉
............
KIKKUN-MK-II
無理そうだね。ほらっ....!
霧雨 琴葉
わっ....
KIKKUN-MK-II
へへ、こういうの慣れてないから勘弁してね?
霧雨 琴葉
うん.......
やっぱり先が見えない。

箱の中に閉じ込められた感覚がする。








自分を壊したら



















汚れて見えなくなったフォントみたいに









































見えるのかな......

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