〈 あなた side 〉
少しずつだが周りとも話せるようになり、
この環境に馴染んできた時期。
その日も練習三昧だったが、いつもとは少し違った。
突然の先生からの指示に周りはどんどんペアをつくっていく。
取り残される私。
結局こうだ。なんだかんだ言って同性の方が気が合う。
それは私も分かっている。
頼りにしているジュナも、他の友達に引っ張られってたし。
それでもやっぱり悲しくはなるよね〜
誰か1人余るまで待つか…なんて考えていると、
思わぬ人から声がかかった。
ブスングァン。
これが私の推しとの出会いだ。
〈 SEUNGKWAN side 〉
今日もいつもと同じ練習の繰り返し…
なんて思ってたら先生の思いつきでペア練習をすることになったっぽい。
みんな特に仲が良い人たちでどんどんペアをつくっていく。
僕はもちろんハンソルの元へ…
行こうとする足を止める。
そこに居たのはこの練習室の紅一点であるあなた。
見るからに気まずそうにもじもじとしている。
そりゃそうだよね、僕があなたみたいな環境に放り込まれたら絶対やってけないもん。
逆にここまでやってきたのがほんとにすごいと思う。
そんな辛さを分かっているはずなのに、相変わらずヒョンたちのいじめ未遂は続いている。
でも早々にジュニヒョンはヒョンたちの圧に負けず話しかけてたし、僕だってそろそろ仲良くなりたいわけで…。
これはチャンスなのでは?
そう思ったときにはすでに身体が動いていた。
話しかけることは僕の得意分野だからね!<(๑¯﹀¯)> エッヘン!!
極力自然に、いつもそうしているかのように。
これがかわいいかわいいマンネとの出会いだ。
……… To be continued ………














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。