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第1話

転校生
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2025/10/02 06:36 更新





届いていたらこの想いは報われていたのだろうか









花壇の花が咲き乱れ、桜が舞う季節。
1歩踏み出せば何か変わるかもしれないのに

莉犬
莉犬
(俺はいつも何も出来ない)


校門をくぐると校舎を覗き込むように育った大きな桜の木が優しく揺れていた。
今日からこの苺ヶ丘学園の生徒。転校生としてまた新しい学校生活を迎える。

莉犬
莉犬
頑張るぞ、!


目を閉じて深呼吸をする。まぶたの裏には何度も思い返した彼の姿があった。もう顔も声も思い出せないが言葉では言い表せない感情だけが残っている。

莉犬
莉犬
(俺頑張るから、見ててね)




莉犬
莉犬
初めまして、莉犬です。
莉犬
莉犬
〇〇高校から転校してきました、これからよろしくお願いします(ペコ











見てくれてありがとう^._.^‪ฅ‬

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