そして、なんの曲をするかを決め始めた
どしよ、、実はさ、作詞できるんよね( ´・ω・`)
言ってみるか
確かここに、作った紙がーあったぁー
よし、
題名:君が残した言葉
僕はいつも逃げてばかりだ
いつも逃げて何になると思っていた
自分に理不尽だった
ある日光がさして
君が現れた
君は
逃げてもいい
逃げたいなら逃げればいい
と、教えてくれた
誰かのためにならなくてもいい
存在価値はみんなにあるから
嫌なことも沢山あるだろう
それをひとつずつ乗り越えていけばいい
時には逃げたっていい
人には大切な何かがあるから
そう言い残して君は消えてった
途端に僕は
どうしたらいいのか分からなくなった
でもすることは同じ君が
言ってくれたことを
実行するだけ
誰かのためにならなくてもいいんでしょ
僕の存在価値はあるんでしょ
嫌なことにも逃げたって何も変わらない
ひとつずつ乗り越えていこう
最後にひとつ
ありがとう
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。