今日のスンミナの朝ごはんはおかゆ。そろそろ普通のご飯にも慣れさせるためにも、チャレンジしてみたのだ。
一応、冷ましてからあげたもののまだ熱かったのか、はふはふ言いながらおかゆを口にしたスンミナは、目を見開いてたくさん頷いてくれる。
実は昨晩、警察から連絡があった。
ついにスンミナの身元が判明したのだ。
本名はキムスンミンで、年齢は6歳。ここから遠く離れた小さな町で両親と共に暮らしていたそうだ。
家に押しかけたが両親の姿はなく、おそらくスンミナをあの場所へ捨てた後に逃亡したものと考えられているらしい。
耳を疑ったのは、犬などのペットを飼っていた形跡がないにも関わらず大型犬用のゲージが家から発見されたということ。
スンミナはそこに入れられて生活してきたのだろうか、想像しただけでも反吐が出る。
逃亡したクソ親は、警察が捜索中でまた進展があり次第連絡するとのこと。
いつのまにか考え込んでいて、手が止まっていたらしい。スンミナがくいくいっと服の裾を引っ張る。
頷いたスンミナの口におかゆを運び、頭を撫でる。
この子はこんなに苦しんでいると言うのに、当のクソ親はどこで何をしているのだろうか。いや"親"と呼ばれる権利すらない。
許せない。そんな真っ暗な感情がぐるぐると渦巻いて、怒りが抑えられない。
聞き捨てならない言葉が聞こえて我にかえると、ヨンボガが俺の耳元で呟く。
はっとなってスンミナを方を見ると、不安そうな表情をして俺の方をじっと見つめていた。
口をもごもごさせながら、こちらを向くスンミナは
くりすます?と言いたげな顔をしている。
怒涛の12月もそろそろ終わりを迎えようとしていて、
世間はすっかりクリスマスムード。
スンミナにもクリスマスの楽しさを味わってもらうために、24日にはささやかなパーティを開こうと計画しているのだ。
うんうんと頷くスンミナの表情はどこか楽しそうで、クリスマスに興味を持ってくれたらしい。
ツリーはこれねーと、スマホの画像を見せるヨンボガはいつにも増してはしゃいでいる。
これじゃどっちが子供なのやら、、、
お前のとこにはサンタこないよ?
そう。今日の本当の目的は、ツリーの飾り付けではなくスンミナの人馴れ(?)。
極度に人を怖がってしまうスンミナをどうにかするべく、昨日ハニやヨンボガと作戦会議をした。
まずは、俺らの親しい人たちから攻めるべし!
という何とも適当だが、謎に納得味のあるハニの案により、冬休みに入ってどうせ暇であろうヒョンジナをうち呼んで、一緒にクリスマスの装飾をすることにしたのだ。
スンミナは少し間が空いてから、いいよと頷いてくれた。
そんな2人のやりとりを見ているとさっきまでのモヤモヤとした感情は薄れて、幸せな朝だなぁとしみじみ思うのであった。
久しぶりのヨンボガの家。ばっっか広い。恐ろしいー
今日はこの前クソほど怖がられてたスンミナと、再びご対面の日。
今日こそ仲良くなりたいなぁ…なんて思いながら、リビングへ足を踏み入れる。
そうだった、リノヒョンいるんじゃん。
なんでこの悪魔うさぎと天使が兄弟なの?
リノヒョンから気まずそーうに目を逸らしていると、
後ろにビクビクと隠れているスンミナを見つける。
軽く挨拶をして、ダメ元で手を振ってみると恐る恐るリノヒョンの後ろからひょこっと顔を覗かせて、小さく振り返してくれる。
なにこれ、破壊力やばい
あはっじゃないよヨンボガ。
俺、これから心臓持つかな…
⭐️600ありがとうございます!あっという間だ笑
1つのお話に♡100もつくのが嬉しすぎます!😭
クリスマスらしいお話にしてみました!笑すんちゃんとの出会いは12月中旬頃だと思っていただければ…
そろそろビニビニ🐷も出しますわよ😘













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!