あの日の翌日は、俺は目を凝らしてキムジョンウとチョンジェヒョンの姿を探した。
そしてあなたのそばを離れなかった。
来たら追い返すつもりだったけど、なかなか出会わなかったので、俺は少し安心した。
でもその翌日の朝。
俺たちがいつも通りお互いの家の前で待ち合わせた時
俺が家を出ると、そこには、あなたと。
そう、あの邪魔者2人がなぜかいた。
あなたは楽しそうにジョンウヒョンと喋っていた
よくそんな態度取れるな。
俺のあなたへの気持ち、知ってるくせに。
超不機嫌な俺を置いて2人は楽しそう。
そのまま歩き始めたから、俺はその間に割り込もうとした。
その時、ジェヒョンイヒョンに腕を掴まれた
俺はそう言われて何も言い返せなかった
確かに俺は彼氏でもなんでもない。
でも、、、___
じゃあなんで
ジョンウヒョンの恋愛を手伝ってあげられるの?
するとジェヒョンイヒョンは。
少し笑って言った
その笑顔は、まるで、諦めていないようで。
俺はその強敵の現存に、思わず目を逸らした。
だって、負けるもん。
あのまま俺はなぜか、2人のラブラブな後ろ姿を見つめながら、ジェヒョンイヒョンと一緒に通学した。
俺は、その日の授業も、爪を噛んで、あのバカのあなたの後ろ姿を見ていた。
なんで?バカなの?バカだよね。
この俺を差し置いてキムジョンウ?
確かにイケメンだけど、お前の元カレの友達だよ?
何スマホ触ってニヤついてるんだよ。
相手は俺じゃないのに。
お昼休みになると、いつもは、女子の友達と一緒にご飯を食べているあなたが、わざわざ、迎えに来たジョンウヒョンと一緒に教室を出て行った。
もう、笑えないけど笑っとくよ。
なんなのまじで。
お昼を食べに俺の教室に入ってきたロンジュンとジェミン。幼馴染。
相変わらずうるさいジェミンと、俺のことを心配するロンジュン。
そう、この冷徹なジェノという男、
恋愛に疎いのである。
ジェノは、ヘチャンが、あなたと幼馴染で仲がいいことを知っているが、ヘチャンのあなたへの気持ちが、ただの友情でないことは、知らないのである。
ずっと昔から2人を見てきたロンジュンとジェミンは、ジェノにヘチャンの恋心を話すか話さないか悩んで顔を見合わせた。
合ってるけど合ってない。
幼馴染だけど、幼馴染としてだからじゃない。
男として好きな女を取られたんだ。
俺たちは3人でため息をついた
また脳内お花畑が増えた
ヘチャンとロンジュンとジェミンは、
どうせ堂々と恋バナをしても鈍感で気づかないジェノをそばに置きながら話し始めた
その悲しそうなヘチャンの表情に、幼馴染2人は頭を悩ませた。
幼馴染とは、誰よりも近い存在だが、
誰よりも、恋愛面では遠い存在になってしまう。
目の前で、昔からの片割れに恋心を抱いてしまった親友が、苦しんでいるのを見るのはつらかった。
ヘチャンは、そうため息を吐きながらも安心した。
どうせ付き合わない。
どっかで違和感を覚えて失敗するのだから。
だが、ヘチャンが、体育館裏で告白されて頷くあなたを見るのは、たったの数時間後だった。



















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。