(hk.side)
俺が意味わからない行動をすると慎太郎はすぐ「かわいい」と言ってくる。
慎太郎の言葉に嘘はない。嘘をつけば一瞬でわかってしまう。
でも俺は慎太郎の方がかわいいことを知ってるから。
かわいいと言われると少しイライラする。
今日も言ってくれる。皆は不思議な顔をしてるのに...
慎太郎は何のことだかわからないような顔をした。可愛い。
俺は慎太郎の頬にキスをした。
慎太郎の耳はほんのりと赤くなっていた。
慎太郎はスキンシップ苦手だからね、あんまりベタベタはしないように気を付けないと。嫌われちゃう。
まさか自分が問題出されるとは思ってなかった。
慎太郎から見て綺麗でかっこいい人は...
京本は愛らしい容姿をしているが意外と男前で自分の道を貫いてる。
慎太郎はそういうの憧れる人だし。
慎太郎は少し黙った後、俺の頬にキスをしてきた。
驚いて慎太郎の顔を見ると顔が真っ赤に染まっていた。
あ、そうなんだ。
いや、慎太郎からのキス...やばいな
いやいや、俺にとってはご褒美でしかないんだけど...。
大きな目できょとんと俺を見てくる。
ああ、ほら。こんなにも可愛い。よく気が狂わないな、俺たち。
...ああ、もういっか。ちょっとくらい悪戯しても。
慎太郎は恥ずかしそうに笑う。
そうして俺にキスをする。
少し悪戯しすぎたか?と思いつつ俺はもう大満足。
はぁ?え、もう、俺たちのこと好きすぎでしょ。
スキンシップ恥ずかしいってどれだけピュアなの?ていうか上目遣いだしニコニコしてるし...本当に天使。
これからは躊躇なんてしないで慎太郎と触れ合おう。
あと、慎太郎には自分の可愛さを自覚してもらわなきゃね。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。