本編開始の前に。
この小説は、私が前に書いていた小説「ボクたちの戦争前線」の続編となっております。
また、続編に繋がる話は第23話、「少しの光」からです。
こちらの第1話(この話)は、その話を続編に繋がるよう少し改変したものになっております。
まだ前の小説を読んでいない方や、もうどんな話だったか忘れたという方は、リンクを貼っておきますのでそちらからご覧ください。
表記揺れ、誤字などあるかと思いますがご容赦ください。
大変長らくお待たせいたしました。
ボクたちの抗争前線、開始です。
ネルス像 内部
突然目の前に投げつけられる球。
直撃は避けたものの、周りに広がった煙を直で吸い込んでしまった。
相変わらず4号は目を覚まさない。
急いで、上に上がらないと。
ネルス像 上部
さっきの煙に毒でも入っていたのだろうか。
頭がくらくらする。
もう、意識が…
4号視点
せっかく、首を吊ったのに…これじゃあ、死ねない。
周りを見ると、青白い顔色で倒れている先輩がいた。
俺に、先輩と呼ぶ資格はもうないのかもしれないが。
俺は、黙って海に沈むのがお似合いだ。
俺の生死なんて、知らない方がいい。
そう言いながら、先輩を思い切り投げ飛ばした。
そのまま、俺は死ぬこともできない暗闇へと
沈み込んでいった_____
旧3号視点
オルタナ
頭が重い。
そう言って見せられたものは…
どう見ても、4号のヒーローシューターだった。
海に流されていたということは…生存は、絶望的だろう。
____果たしてそうか?
4号は...実験体だ。
普通のインクリングなら死んでいても、4号なら生きているかもしれない。
ネルス像に行けと言われているようなものだ。
まあ、手掛かりがないよりマシだろう。
明日には、出発するか。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。