蓮side
ガチャ
『おはようございます』
ラウ「めめおはよー!」
佐久間「おはよ〜」
今日は雑誌の撮影がある
あなたのバイトのことにいらいらしながらも
メンバーのいる楽屋に入った
向井「なぁめめ、なんか機嫌悪ない?」
岩本「なんかあった?」
『あー、いや、特に…』
渡辺「なんかあったら言えよ?」
『ありがとう』
彼女がいる時点でアイドルとしてアウトなのに
その彼女が俺に内緒でバイト始めたなんて
そんなこと話せるわけがない
ブーブー
宮舘「目黒スマホ鳴ってるよ」
『え、あ、ちょっと外出てきます』
バタン
電話の相手はあなた
なるべく怒ってることがバレないように
気持ちを落ち着かせて電話に出た
『もしもし?』
あなた「あっ、蓮くん、今大丈夫…?」
『うん』
あなた「あのね、面接受かったよ」
『…』
あなた「だから、その、マネージャーは…」
『あっそ』
あなた「…怒ってる…?」
『当たり前じゃん。バイトなんかしたらもっと会える時間減るんだけど』
あなた「ごめん…」
『はぁ…』
あなた「今日、蓮くんの家行くから許してくれる…?」
『今日だけ?』
あなた「明日バイトだから…」
『まぁいいや。俺今から仕事だから17時以降に来て』
あなた「うん、頑張ってね」
『おう』
あなたから面接受かったって聞いて
素直におめでとうって言えなかったくせに
仕事が終わったらあなたに会えるし
あなたに頑張ってねって言われたし
それだけでやる気が出た俺って
どれだけ単純な男なんだろ…












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。