注意
iemon×めめんともり
学パロ?
天気予報。それは本当に当てになるものなのか。
俺は、確実に当たらないと思う。
なぜなら、
朝は「一日中晴れ間が続くでしょう」と言っていたアナウンサー。1度外を見てほしい。大雨だ。
一日中晴れなんて言われていたから、傘なんてもちろん持っていない。
しょうがない、濡れて帰るしか。
ぽつ、ぽつと雨が当たる。
寒いな。
そう声をかけてきたのは、めめさんことめめんともりさん。
クラスメイト兼、俺の好きな人でもある。
そんな彼女は、傘を持っている。
折りたたみ傘でも持っていたのか、それとも天気予報を信じず、傘を持ってきていたのか。
さすがに、2本も持っていたらびっくりしたけど、折りたたみ傘を持っていたらしい。
めめさんなら、入れてくれるのか。
別に、濡れて帰っても、風邪なんて引かんだろ。
まさかの、入れてもらった。
これが、相合傘か。
ん?何考えてんだ俺。
めめさんは…俺なんかよりルカさんとかのほうがいいんだろうな。
おそらく、この相合傘にそんな意図はない。
ん、なんかふわふわしてきた…。
あ、れ?あたまが、ぐわん、ぐわん、して…
今日は大雨。
テレビでは「今日は一日中晴れ間が続くでしょう」と言っていたけど、ものすごい大雨だ。
まぁ、私は折りたたみ傘を入れてきた。
なので濡れる心配はない。
そう歩いていると、前に傘をさしていない人影が見えてきた。
あの髪は…。
そう、前を歩いていたのはiemonさん。
私と同じクラスの、私の好きな人。
彼は、ありえないほどびしょ濡れだった。
それはそう。
めっちゃそう。
iemonさんは傘を持っていない。
でも、私は傘を持っている。
え、これは絶好のチャンスなのでは?
私が「寒いので傘入ってください!」と言っても怪しまれることはない…。
これは…するしかない!
よし、成功。
くしゃみしてる…かわいい。
でも、くしゃみだけだったらいいんだけど。
ドサッ
肩に大きな重みを感じた。
するとそこには…
iemonさんがもたれかかってきた。
いや、もたれかかったんじゃない。
顔は真っ赤。しんどいのか?
火傷しそうなほどに熱かった。
ほら、風邪ひくんじゃん…。
とりあえず、私の家で看病しましょうか。
iemonさんの家、知りませんしね。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!