樹「禮……?禮……?」
禮「あぁごめん」
樹「どうした?なんか言われたのか?」
禮「………………なぁ樹」
樹「ん?」
禮「……もし仮に俺が女だったらどうする?」
樹「え?」
禮「俺が女だったら樹だったらどうする?」
樹「どうするって……」
禮「え?そんなにマジに考えなくていいよ、冗談だから」
樹「……ビビらせんなよ」
禮「ビビらせてなんかねぇよ(笑)こんなのマジに考える方がおかしいだろーよ」
樹「……まあ」
禮「なあ、樹?」
樹「ん?」
禮「樹は死ぬまでにひとつだけできるとしたら何がしたい?」
樹「え?禮死ぬの?俺嫌だ」
禮「勝手に殺すな俺を。俺は死なないよ。ただ思っただけ」
樹「あ、そう。俺はSixTONESと居たいね。あいつらといたら多分死なないと思う(笑)てか死んでる場合じゃないっしょ」
禮「あー、確かに(笑)慎太郎とジェシーがいたら、ただじゃ死なせてもらてないだろーな」
樹「禮は?何がしたい?」
禮「俺は……夢の国にみんなで行きたいかな〜」
樹「え〜そんなのいつでも行けるじゃん」
禮「違うよ!アトラクションが無くなる前に行きたいんだよ!」
樹「お、おぅ。そーゆーことね笑」
禮「で、日常を忘れて騒ぎたい🥺」
樹「そんな目で見られても、俺は騒ぐなとしか言えない」
禮「まあ〜、そんな感じ〜」
樹「えっ、軽っ」
禮「あ!舞台始まる前に行こーよ!」
樹「舞台って……3週間後?」
禮「そう!じゃないと舞台が始まってからじゃ行けない」
樹「俺はいいけどー、北斗がな〜」
禮「北斗は行くよ!というか無理にでも連れてく!」
樹「そんなんで連れて行けるの?ほんとに」
禮「北斗はいつも俺に甘い✌️」
樹「あぁー、言われば納得」
禮「あいつはなんやかんや言って俺に甘いのだよ」
樹「全員で夢の国とかマジ何年ぶりじゃない?」
禮「それな、そんときさ、確か急に土砂降りじゃなかった?」
樹「そう!でスプラッシュ〜乗って、さらにビショビショになった、」
禮「懐かしいなぁ〜周りにすごい目で見られてた」
樹「SixTONESで行ってビショビショの大男7人(笑)」
禮「あー!早く行きたいー!」
樹「舞台が終わるまでのお楽しみだな。そろそろ楽屋戻るか〜」
禮「そうだな」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。