案内するように言われたけど
実際何をすれば?
私も来たことくらいはあるけど
屋台に行って遊んだことなどない
えー……どうしよう……
私的には少しでも一緒にいれて幸せだけど?
ホントのこと凪叶クンに言ったら
じゃぁ帰るか。迷うし。
で終わりそう
そうなると
はいとしか言えない
でもでもでも!
嘘はいけないよね!
言おう!ホントのこと
もしこれがかずねサンだったら
そっか……でも一緒に花火くらいは見よ?
この花火大会かずねとの思い出にしたい/////
とか言いそう🙈💗
かずねサンが羨ましいな
凪叶クンと仲いいし
こんなにかっこよくていい人な凪叶がいながらも
他に好きな人がいるところとか
誰に向かってでも自分の気持ちを
ハッキリ言えるところとか
私も変わらないとな
こんなうじうじした私は誰も受け入れてくれない
少しずつでもかずねサンに近づく!
笑った……
予想外の返事
でも正直嬉しい
一緒に味わおう……
/////♡
『まいど』
パアン!🔫
パチッ(๑•㉨•๑)ฅ??
パァン🔫
パァン🔫
パチッ(๑・㉨・๑)?
パァン🔫
『兄ちゃん取れねぇな( 笑 )』
私は無意識に凪叶クンの隣に立って
手を添えていた
パァン🔫
緊張とけたのかな?
笑った……/////
かずねサンにはいつも笑ってるって思っても
やっぱり嬉しいな
私のこと見てくれないかな?
ドーン🎆
ちゃんと言おう
言いたいこと
逃げたらだめ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。