「 ウサギサン 」 は
何食わぬ顔で話を続ける
次はワイが画面に映し出される
ワイは彼奴等が見やすいように
位置を調整し 、
質問に入る
そう 、
どうせあなたのあだ名先輩のことだから
ゴールがない
という迷路を中心にした作っている
可能性もゼロではない
どういう事だ ?
あると言ったらある
けど 、
無いと言ったらない
そんなあやふやな答えを返されても
どうしたらいいかわからない
「 ウサギサン 」 に
話しかけられても
動じない
ただ一言 、
「 お久しぶりです 」
と言ってお辞儀をしただけ
「 太陽 」
それはこの世の中心的存在
太陽があれば大体の時間がわかる
それに俺等にとっては
位置情報の共有にも役に立つ
少し引っかかる言い方だったが
今はそんな事は気にしていられない
ふと 、 スピーカーから
永禮の声が聞こえてくる
パチンッと指を鳴らした
次の瞬間
隣には既に 「 ウサギサン 」 は
居た
ワイこんなに不気味な
ナニカと行動せなあかんのか …
その言葉とともに
ただの草の壁だった場所には
人が通れるサイズの
穴ができていた
ゴクリと生唾を飲み込んだ後
ワイは一歩踏み出した
___ 後ろに 「 ウサギサン 」 を
付けながら
はい謎回
有難う御座います ( ? )












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。