家についた。
彼女は笑顔で言った。
彼女の笑顔に思わず僕も微笑んだ。
そう言いながらキッチンに向かった。
彼女はそう言いながら席に着いた。
僕はトーストと目玉焼きを作り、テーブルまでもっていった。
彼女はそう言いながらトーストを食べ始めた。
よほどお腹が空いてたのだろう。
僕はそう思いながら桜花の向かい側に座った。
「研究所」という言葉に驚いた。
いや、内心は分かっていたのかもしれない。
猫耳と尻尾が生えている人が自然に生まれてくるわけがないから。
外に出ても差別されるだけで居場所はないなんてないってわかっていると思った。
桜花の目から少し涙があふれた。
僕はそんな涙を見て言葉を失った。
二人の間が気まづくなった
桜花の食べたご飯の食器を片付けながら言った。
時計を見ると0時を過ぎていた。
彼女はそう言って寝室に入っていった。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!