前回は私の勝手な妄想で書いたものでしたが、今回は傘村トータ様、ご本人が出されていた
つまり、公式設定ver.の曲パロです
公式設定ver.ではありますが、原曲、ご本人様とは関係ございません
最後に「明けない夜のリリィ」と「あなたの夜が明けるまで」のURLを貼っておきます
ur視点
俺の住む世界はおかしくなってしまった
地球は回らない
夜明けは来ない
朝は失われた
世界だけじゃない
この地球に住む人々もおかしくなってしまった
正常な思考を保っているのは俺だけだろう
でも、俺さえもおかしくなりかけている
壊れかけの俺は愛するetさんを檻に閉じ込める
この世界の光は君の声だけだ
俺がこの永遠の夜に溺れて行ったとしても、etさん、君は歌ってくれる?
真昼のような澄んだ声で、希望をー
檻の中で今日もetさんは希望を歌ってくれる
いや、歌わせているんだ
でも、君はそんな俺の“愛”を受け入れてくれる
真っ暗なこの世界で俺は君を閉じ込める
月の代わりも、星の代わりも君
君の歌が俺の月や星となってくれる
そう俺が言うと、明けない夜は無いと歌う君はこちらに手を伸ばす
伸ばした手は俺の頬を撫でる
そして、俺から零れ落ちた雫を拭う
et視点
壊れていたのは世界?
間違っているのは世界?
あなたの「おはよう」はもう聞けない
“あなたには”朝がもう来ないから
時が戻れば
なんて思いながら、私はurを檻に閉じ込めている
声が枯れるまで歌い続ければ、気づいてくれるかな
壊れていたのは世界ではなくて
間違っていたのはあなただけれど
ごめんね、urには生きていてほしいの
時が戻れば
なんて、思うけれど私はもう少し諦めかけている
声が枯れるまで歌い続けるのはあなただけのためじゃない
あなたが好きだった歌を歌い続けるよ
ur、あなたは「明けない夜は無い」
そう教えてくれたよね
でも、もうあなたは私のよく知るurじゃない
知ってるよ
どうにもならないことは
でも、嫌いになんてなれなかったんだよ
またいつか、二人で手を繋いで歩こうね
私はurの頬にそっと手を伸ばし、urの瞳から零れ落ちた雫を拭う












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。