第9話

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2023/05/30 23:35 更新
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
昴流くん
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
ん…、なんですか…?
ご飯を食べてた俺は、名前を呼ばれて顔を上げる。
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
今週末なんだけど、俺の友達が来ることになって…断ったんだけど頑なでさ
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
奏さんの、友達…、
どんな人なんだろう…。
会ってみたいかも……
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
大丈夫、かな。人馴れしてる?
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
はい、大丈夫です…奏さんのお友達さん、どんな人なのか会ってみたいです。
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
そっか…そう言ってくれてよかった。
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
…えっと、ところで昴流くん、苦手なタイプとかある?
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
苦手なタイプ…?
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
そう…例えば、グイグイ来る人とか。煩い人とか。しつこかったり…
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
…しつこい人、は苦手、かな…?
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
…俺の友達、グイグイ来て煩くてしつこいけど、大丈夫?
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
え…、そ、そうなんですか…?
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
…やっぱやめとく?
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
…い、いえ。会ってみないと、分からないってことも、ありますし…!
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
昴流くんは優しいなぁ…
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
そ…そうですか?
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
そーそー。返って俺の友達は、自分優先だからね。ほんと…大変。
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
奏さんも、苦労してるんですね…
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
苦労の連続だよ。
そう言って、奏さんは呆れたように息をついた。
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
あ、ご飯食べ終わったら、俺買い物行くけど、昴流くんどうする?
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
買い物ですか?
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
うん。アイツに色々せがまれてさ。買ってこようかと。
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
じゃあ…、えっと、留守番してます。
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
分かった。






お昼ご飯を食べ終わり、奏さんは家を出た。
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
……、
奏さんが居なくなって広くなった部屋を見渡す。
不意に、奏さんの服が目に入った。
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
……
妙にそわそわしながら、服を目の前に掲げる。
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
…、スン…
口元に押し当てて匂いを嗅ぐ。
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
…落ち着く…。
…って、俺、変態みたい…、でもひとりで居るの、なんか不安だし…。
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
…少しだけ
頭を通して着てみる。
奏さんは俺より大きい…から、袖がダボダボだ。
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
…クンクン…、えへへ…奏さんの匂い…
安心してきたら、眠くなって来た…。
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
少し、だけ…。
そう言って、俺は横になった。





奏side。
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
ただいまー。
…あれ、返事かえって来ないな…。
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
昴流くん、?
リビングに入ると、床で横になっている昴流くんが居た。
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
昴流くん…っ?
少し慌てながら駆け寄る。
昴流くんは、すやすやと寝息を立てていた。
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
ぁ…なんだ、寝てるだけか…
びっくりした…。
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
…スゥ…スゥー…
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
昴流くん、こんなところで寝たら風邪引く…
…これ、俺の服?
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
ん…、ぅ、奏…さ…スゥ…、
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
……、
昴流くんって、なんでこんなに可愛いんだ?
本当に男の子なのか?
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
…昴流くん、起きて。せめてベッドで寝よう?
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
んん…、
軽く体を揺らすと、昴流くんは僅かに目を開けた。
潤んだ瞳が俺を写す。
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
昴流くん、ベッドに…
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
奏さん…、へへ、いい匂い…
寝ぼけているのか、服の袖を嗅ぎ、目を細めた。
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
ぅ…、んん、昴流くん、寝ぼけてないで起きて〜。
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
ん…奏さ…、、……はっ、
昴流くんは、俺と目が合うとはね起きた。
それから赤面する。
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
蓬 昴流<ヨモギ スバル>
あ、あれ、夢じゃなか…っ、ご、ごめんなさい奏さんっ、か、勝手に、っていうか、あの、その…、
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
蓑股 奏<ミノマタ カナデ>
いいよいいよ。可愛かったし。
言うと、昴流くんは益々赤くなってしまう。
そんな所も可愛いなぁと思った。

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