セバスチャンにリードを引かれて鼻歌を歌いながら楽しそうに歩くあなた
ランダルは楽しそうに散歩していたがアイスクリームトラックの音が聞こえたと言ってどこかに行ってしまった
小さなうさぎの前に座り込み手招くあなた。
咄嗟に言葉が出てしまい慌てて口を塞ぐセバスチャン
そんな様子を見てぼーっと見つめたあと笑い出すあなた
なんでこんなに可愛らしく笑えるのだろうか…
きっとこのあなたは止めなかったらうさぎの首を絞めて持ち帰っていただろう
それか生きたまま持ち帰ってランダルに渡して遊びながら…とか
だけど…こいつだってあなただ
この世界のあなたはあまり接することは出来なかったけど逃げ出そうとしていた
それならこいつにも逃げ出したい過去があったんじゃないか…?
うさぎを撫でていた手を止めセバスチャンを見つめる
変なものを見るような目で首を傾げるあなた
うさぎから手を離しセバスチャンの顔に手をのばすあなた
恐怖で足が震え目の焦点が合わなくなる
目の前まであなたの手が迫ると目をぎゅっととじて体を守るように縮まる
優しくセバスチャンの頬を撫でた
あなたは自分の首輪に繋がれたリードを指にからませてセバスチャンに握らせた












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!