実を言うと、何でもなくない。
簡潔に言うと…
恥ずかしくて本人には絶対言えないが、「嫉妬」をしたのである。
今日だけであなたのprに呼ばれたい名前に男友達が4人も出来ている。
しかもあなたのprに呼ばれたい名前は1人の事を「かわいい」と言っていた。
わんちゃん好きになってしまったかも…
そう思うと学校に行かせたくなくなる。
一生家にいて欲しくなる。
これは…束縛なのだろうか。
俺は重い男なのだろうか。
俺は兄失格なのでは無いだろうか。
そんな事まで頭に過ぎってきて、何を考えていたのかもう分からん。
こんなことを考えている間にあなたのprに呼ばれたい名前は俺より前を歩いていた。
俺があなたのprに呼ばれたい名前に目をやると、あなたのprに呼ばれたい名前は気が付いたように、綺麗な髪と新品の制服を靡かせながらくるっと振り返った。
そう言って俺はあなたのprに呼ばれたい名前を追いかける。
全行動がかわいい。
そう思ってしまう俺は、今日もきっと、おかしいのだろう。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。