第6話

#  ✩* __ 4
145
2026/02/09 07:32 更新










ピピピッ ピピピッ ピピピッ ピピ……





#  ♡* __ 赫 
ん〜 …… まだ 寝る もん ……



















#  ✩* __ 瑞 
…… ぇ…… !
 








#  ✩* __ 瑞 
こえ !!










#  ✩* __ 瑞 
こえ !!!











#  ♡* __ 赫 
ひゃいっ !!?
 





大嫌いな アイツ の 声で 目を覚ます









情けない声 を 出して 、少し 恥ずかしい








#  ♡* __ 赫 
ん …… 制服 ………?









#  ♡* __ 赫 
待って……今何時…………













ゆっくり時計に目をやると、









時計の針は、8を指していた











#  ♡* __ 赫 
8時………制服…………











#  ♡* __ 赫 
……ん?


































#  ♡* __ 赫 
ねぇ!!何でもっと早く
起こしてくれなかったの!!?











#  ✩* __ 瑞 
いや、まさかッ…、
寝てるとはッ、思わんやろッッ!!















いつもは、鼻歌を歌いながら歩く通学路も、









今は、全力で走りながら、


イライラをお互いにぶつけ合う







準備をする暇なんて、微塵も無かったから



髪の毛も可愛くないし、朝ご飯も食べてない

























しかも、








#  ♡* __ 赫 
てか、もうちょっと
ちゃんと手掴んでくれない!!?









#  ✩* __ 瑞 
それは、ぁッ………無理ッ!!!
 









コイツは、体力も無いし、足も遅いから







陸上部の僕が、一生懸命手を引きながら走ってるのだ!










#  ♡* __ 赫 
( 陸上部でもしんどいって……!)











そう、ムカつきながらも走っていくと







やっと校門が見えてきた











#  ♡* __ 赫 
ぁ!!やっ、と見えたッ…!!









#  ✩* __ 瑞 
まって、ッ………も、ッ無理ッッ……














ホームルームまで、あと3分しかないのに、








コイツ……、止まりやがった……、!!!









#  ♡* __ 赫 
ちょっ…!!何してんの!!?






#  ✩* __ 瑞 
文化部はッ……、
体力ッ無、いんやってッッ…、!








 


そう言って、一歩も動こうとしないコイツ





ホント、どうすれば………、





#  ♡* __ 赫 
……ぁ









僕は、思いついてしまった












2人共教室に向かえるし、




体力の無いコイツに " 罰 " も与えれる














一石二鳥とは、まさにこの事だ







#  ♡* __ 赫 
( 我ながら、天才すぎる…!!)
 








そして、僕は
















ヒョイッ








#  ✩* __ 瑞 
ちょっ……!!?⸝
何してんの!!?⸝⸝









#  ♡* __ 赫 
体力の無いお姫様への罰ですっ!!









僕は、コイツを抱きかかえたまま、


教室に向かって走った














ふっふっふ〜……




恥ずかしさで、壊れるがいい…!!!
















……って…、
















#  ♡* __ 赫 
( あれ…? )















無言じゃん









もっとさ、…?



#  ✩* __ 瑞 
『 おい…!!ふざけんな!!降ろせ!!⸝⸝』






みたいなの、想像してたのに……
























……まさか、…




全く照れてない……!!?

















全く照れてなかったら、僕がやり返されるんじゃ……!
















僕は、そう怖くなったが、





ちらっと、彼の方を見た















すると、…




#  ✩* __ 瑞 
………ばか…⸝⸝⸝












#  ♡* __ 赫 
……!?⸝⸝








と小さく呟き、








僕の首に腕を回した
















#  ♡* __ 赫 
っ………⸝⸝⸝













ホント、何なのコイツ………!!














僕は最大限にムカつき、彼から目を逸らして




教室に向かって走っていった























#  ♡* __ 赫 
( ムカつく……けど…… )

















耳まで真っ赤に染まった顔












少し水で潤う両目











ギュッと回した腕

























ほんの、













ほんのちょっとだけ






























可愛く見えたのは、気の所為だろうか
















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