第3話

2話 見えなかったはずの想い
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2024/03/24 11:45 更新
登場
Dork
Cutiful(2、3話視点)









…買い物。

それだけなのに。

想い人が隣にいるだけで、こんなに違うものだっけ…

「恋」だってわかってるのに、いつもと違くって、不思議なんだ。

何かが変わってしまいそうで、怖くなるんだ。

Dork「…キューティ、どうしたの?ぼーっとして…」

Cutiful「…え?あ、うん、大丈夫…」

Dork「…何かあったら言ってね?」

Cutiful「…うん、大丈夫。平気。」

…恋って厄介なんだって、知ってた。

もっと見てほしくなっちゃうんだもん。

もっと、自分の物にしたくなっちゃうんだ。

Dork「…そういえば、ティル君いないね。はぐれたかな…」

そんなことどうだっていいから。オレだけ見てよ。

オレの物に、なってよ!

Dork「…?キューティ……ぁ…」

Cutiful「…オレだけでいいから。」

これで彼に使うのは三度目。

…洗脳能力。

Cutiful「…いい?オレだけ解ればいい。他の奴なんて気にしないで。ね?」

Dork「…うんっ。」

普段と変わらない笑顔。けど、今はオレだけに向けてくれる。


彼は変わらず、オレの物。


オレ以外の物にならないでよ。


だって、オレがオレじゃなくなっちゃうから。

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