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第10話

両思い
4,666
2021/01/04 12:29 更新


_________________________研磨side





彼女を傷付けたかったわけじゃない。


君からのアピールは実際面倒臭いって最初は

思ってた。

でも、真っ直ぐ俺を見てくれる。

ゲームしてても「なにやってるのー?」って

楽しそうに聞いてくる優しい"性格"が。

部活をサボってても、「かわいい」って

愛おしそうに言ってくる"声"が。

こんな俺を「好き」って言って

抱き締めてくる度にふんわりとする"匂い"が。

そしてこんな俺を好きになってくれて

愛してくれている"あなた"が




こんなにも大きい存在になってたなんてね。


孤爪研磨
孤爪研磨
嫉妬してくれたの…?


こんな時に意地悪なセリフだね。


わたし
わたし
うんっ…



やっぱりあなたは素直…


全部が好きで仕方なくなるよ。

孤爪研磨
孤爪研磨
本当に俺の事好き過ぎ
わたし
わたし
好き…ずっと見てきたもんッ…


彼女の綺麗な瞳から流れる涙すらも愛おしくて



チュッ



わたし
わたし
ッ……?

君の瞳にキスを


孤爪研磨
孤爪研磨
何か勘違いしてると思うんだけど。
ちゃんと話聞かせて。
わたし
わたし
いっ…今キスッ…


混乱しているあなたはどんどん顔が赤くなる


孤爪研磨
孤爪研磨
待って、その前に話しよ…。
わたし
わたし
で、でもッ
孤爪研磨
孤爪研磨
だめ。



俺の人差し指を彼女の口に当てた


柄にも無い事するな〜って思ったでしょ。

孤爪研磨
孤爪研磨
どうして嫉妬したの?
わたし
わたし
見えちゃったの…
孤爪研磨
孤爪研磨
なにが?
わたし
わたし
美佐子ちゃんから来たline



あ〜、なんでこんなにも可愛いんだろ…。


落ち込んだ顔なんて見た事無かったから

なんかそそる…


なんて思う俺を許してね
孤爪研磨
孤爪研磨
だから虎が聞いてきたんだ。
わたし
わたし
ごっ、ごめん…!言うつもり無かったんだけど…。同じバレー部だしそういう話してるかと思って…
孤爪研磨
孤爪研磨
ここ1週間避けられるし、好きって言われないし、部活も見に来てくれないし
わたし
わたし
ご…ごめんね……
孤爪研磨
孤爪研磨
でも、そのお陰で気持ちが決まった。
わたし
わたし
ッ……



彼女はきっと今俺が思ってる事とは真逆の事を

思ってるんだろうな。

もう、大丈夫だから……


俺はあなたの手を握って
孤爪研磨
孤爪研磨
あなたの事が好き。



あなたは驚いた顔をしたと同時に


ポロポロと流れてくる涙
わたし
わたし
でもっ…でも研磨くんにはッッ…
孤爪研磨
孤爪研磨
母さん、だよ…美佐子って。
わたし
わたし
……??



少しフリーズしたと思ったら、また泣き出して


わたし
わたし
研磨ぐぅんッ……


控えめに、ギュッと制服の袖を掴んで
わたし
わたし
苦じがっだあぁッ……


ワンワン泣く彼女をギュッと抱き締めて


子供のあやす様にトントンと背中でリズムを取る
孤爪研磨
孤爪研磨
ごめんね……



沢山沢山、彼女は不安だった思いを泣きながら
訴えてきて、好きって連呼されて


わたし
わたし
付き合ってくれなきゃゆるさないぃッ…



って、泣きながら言ってくる




孤爪研磨
孤爪研磨
あなたって毎回先を行くよね…
俺が言いたかったのに…




あなたは素直で真っ直ぐで優しくて可愛くて


俺には勿体ないけど







孤爪研磨
孤爪研磨
俺と付き合って下さい。
わたし
わたし
うんっ…。お願いしますッ






意地悪してごめんね。



出会ってくれてありがとう。




嫌って言う程愛された分愛し返すから。





fin.





こんにちは!こんばんは!



え?早すぎだって?( ・᷄-・᷅ )……

いや、わいも思った((((殴

掛け持ちしすぎかな〜って思って軽い短編小説

でも書こうと思ったのがこれでした!

続編は今の所考えておりません( ´・ω・`)


最後まで読んで下さりありがとうございました!

それでは、他の小説もよろしくお願いします💓

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