第20話

#20
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2024/03/06 08:00 更新
私とヒュースはたい焼き屋を買って、玉狛支部に帰ってきた。
あなた
ヒュースと私が買ってきたので、どうぞ食べてください
小南 桐絵
やった!!!
烏丸 京介
ありがとう、あなた、ヒュース
みんなどんどんたい焼きを取っていく。
私もたい焼きを取った。
あなた
ヒュース、行くよ
ヒュース
わかった
私たちは今度こそ、玉狛支部の屋上に来た。
そしてベンチに座る。
そして私は話し始めた。
私のことについて。
 
 
 
ある程度ヒュースに話すことが出来た。
彼は私の話を大人しく聞いてくれた。
あなた
私ね、ネイバーを産んだ張本人だから
あなた
三門市を破壊した張本人だから
あなた
こんなにも沢山の人を傷つけるなら死にたいよ…
私は涙を流していた。
こういう話はもうしたくない。
けどしなくちゃいけない。
ギュッ
私はヒュースに抱き締められた。
あなた
あなた
 ちょっと…苦しいよ…
ヒュース
あなたは確かにたくさんの人の命を奪ったかもしれない
あなた
そう…
ヒュース
けど
ヒュース
それと同時にたくさんの命を生み出した
ヒュース
俺や遊真……全てのネイバーはお前がいなければみんな産まれなかったかもしれない
ヒュース
だから
ヒュース
ありがとう
あなた
ヒュース…
ネイバーから見たら私は第2の母のようなものなんだ。
そう思うと、命をもて遊んでいるようにしか思えなくなってきた。
やっぱり自分は…最低な人間なのかもしれない。
あなた
ありがとう、そしてごめんね
ヒュース
ごめんって何が
ヒュースは私から離れる。
私はベンチから立ち上がった。
私は何も言わず、その場から立ち去った。

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