第5話

‪𓏸 ロ ー レ ン ・ イ ロ ア ス と 成 瀬
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2025/02/13 23:00 更新
 : lrn side
 俺が成瀬先輩に惚れたのは入学してすぐの時。

 2期生が1期生を案内する役をしてくれた時だ。

 緊張している俺は先輩の容姿もまともに見れなかった。

 そんな時、成瀬先輩が話しかけてくれた。
 
nrs
  ローレンくん、緊張してる?  
lrn'
  まぁ、はい。  
nrs
  可愛いなー  
 
 無邪気に笑う成瀬先輩の顔が、凄く可愛くて。

 もっと仲良くなりたいと思った。

 だから、毎日のように2期生棟まで足を運んだ。

 2期生の先輩方からの目線は正直、怖かった。

 でも、成瀬先輩に会えた時には恐怖心を忘れた。

 いつも会えば

 「 可愛い 」

 と、言ってくる成瀬先輩に俺は

 「 かっこいい、惚れちゃった 」

 なんて言わせたくて、頑張ってるところだ。



 2025-02-14

 体育の時間の時、グラウンドから成瀬先輩を見ていた。

 窓際に座り授業の話に飽きているのか、

 頬杖をつきながら外を眺める成瀬先輩は

 とても美しく、どこか儚く、

 いつもの明るいイメージはなくなっていた。

 すると、こちらに目を向けてきた。

 俺に気付いたのか、手を振ってくれた。

 だから必死に手を振り返す。
 
nrs
  「 注目されちゃうよ? 」  
 
 スマホ画面の通知にはそう文字が浮かんでいた。

 先生にお腹が痛いと伝え、保健室に向かう。

 保健室には先生が居らず、代わりに成瀬先輩が居た。
 
nrs
  仮病とかずる〜  
lrn'
  成瀬先輩も、仮病ですよね?  
nrs
  私は自習の時間だし?  
  成績に響かないもーん!    
lrn'
  俺らすっげぇ  
  悪いことしてますね  
nrs
  入学してすぐの時より、  
  かっこよくなったね
lrn'
  惚れました?  
nrs
  惚れてないよー  
 
 先輩がかっこいいと思う相手は俺だけがいい。













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