ザーッと音を立てながら振り続けている雨を眺めている
椅子から立ち上がり荷物を持って教室を出た
昇降口で靴を履き替え、傘をさそうとバッグの中を漁る
かなりまずい。
しょうがないと思いそのまま歩き出した
寒いなぁ、
ー千早宅ー
シャワーを浴びて持っていたジャージに着替える
ドライヤーを借りて髪を乾かす。
時刻はもう6時になってしまった
外は大雨で雷が時々ゴロゴロと鳴っている
あの時の屋上で言ってたことが嘘じゃなければ私たちは両思いなのかもしれない
でも勘違いだったら、って
何されるんだろうと少しドキドキしながら彼のあとをついていく
すると何かを引き出しの中から出して私に差し出した
頭が真っ白になる
そこには以前私が書いたラブレターがあった
顔を手で隠して壁におっかかりながらしゃがみこんだ
すると私が顔を隠してい手を掴み壁に固定されるように彼に追い込められた
その瞬間 私の唇と彼の唇が触れ合い 部屋でチュッと音を立てながら私のファーストキスを奪う
彼に抱きついて温もりを感じた
それは とてもあたたかくて優しかった
fin.














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。