今日も大型やるのかなぁ、なんて考えた。
最近は忙しくしているようで、3日連続で帰りが遅い。
気になるところって言ってもギャングの名前がわからないから嗅ぎ回っているだけなんだろう。
そう言ってドアから出て行った。
今日も今日とて、ヘリで街を散策する。
どこかのギャングが大型をしているらしく警察のヘリが5台も飛んでいる。
近くにいると邪魔かなと思って離れようとした。
一人の警察ヘリが近寄ってきた。
ヘリの音にも負けないように大声だった。
聞いたことのある声、二度聞きたくなかった声。
相手は私だとは気づいていないはずだ。
ヘリの速度を上げて無言で逃げる。
時間対応中だったからか途中までは追ってきたが帰って行った。
山に降り立ち、水辺で膝を抱える。
15で家を飛び出してからはみんなどう暮らしているかなんて考えてもこなかった。
家族のことなんてどうでもいいと思っていた。
私は妾の子だしなぁと笑いながら言う。
私を産んだ母親はまだ有名になる前だった父と街で出会ってそのまま一夜の関係に
その関係でできた私は母親とその両親とは仲良く暮らしていたが、その人たちが死んだあと児童保護施設に入れられそうになって一人ロスヨントスに逃げた。
はぁ…とため息をつく。
その時プルプルと電話が鳴った。
非通知だから誰かわからない。
そこで会話が切られる
その時後ろから声が聞こえた。
その低い声の言葉を最後に意識を失った。
それは携帯を見ていたレダーが突然放った言葉だ。
夕コだいぶキレてんな〜
まぁレダーもそうだけど
ここでのんびりするより少しでも何か手伝ったほうがいいやろ?
そう自分で考えながらヘリに乗り込んだ。
GPSが消えたと言う場所には何もなかった。
真っ暗で見えずらいけど誰かがいた形跡はない。
ヘリのライトだけじゃ心許ないなぁ
夕コがそう言って手招きした場所に近寄る。
カスタムするときにおすすめですって言われて速攻これにした記憶がある。
その後も周りを調べる。
レダーがそう言うのは周りに木もないロスサントスが綺麗に見える場所。
ブラハってことかなぁ、と夕コが言う。
二人が顔を見合わせて、俺をみる。
その瞬間からあなたの名前のカタカナ救出大作戦が始まった。
おわりですわ!!
おサボってましたワ!!
お暇いたしますわ!!!!










編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!