第3話

241
2025/04/04 20:37 更新







相変わらず外は寒くて、霧がかっていた。



そんな今はまさに冷えきっている僕の心みたいだ。





一昨日まではこんな寒い時でも
先輩が隣にいて、心は常に熱かった。
白い息を吐きながら先輩と2人で「寒いわ。w」
だなんて話しながら歩いてたし。












そう考えながらとぼとぼ歩いていた時、
後ろから足音が聞こえて振り返ってしまった。
誰かなんてわかりきってるのに。













それはヘッドホンをつけパーカーを着込んで、
白い息を吐きながら手を温めている先輩だ。




その先輩は元彼のテサニヒョン。




tae
おはよ。
woo
おはようございます
テサニヒョンは「おはよ」だけ口にして
そのまま通り過ぎてしまった。



当たり前だよね。僕なんかに会いたいわけないよね。











それに、テサニヒョンは、
僕と付き合ってた頃とは違う姿。


黒かった髪の毛は金髪になり、
つけてなかったピアスとネックレスもつけ、
パーカーを着込み出していた。





前のテサニヒョンじゃありえないくらいに。

プリ小説オーディオドラマ