・学パロ
赫サマ(主人公、高1)
翠サマ(同級生)
桃サマ(担任)
昔から、人が嫌じゃない音が
俺に取っては嫌だった_______。
赫 side
今日から新学期、
新しいクラス
新しい学校
どうなるかはわからない
怖い、
その一言だけが頭の中にあった
両親は忙しく朝からいない
いつもそうだ
だけど俺からしたらそれはありがたいことだった
慣れない道を1人で歩く
小学生の笑い声話し声が頭に響く
耐えきれなくなり急いでバスに乗る
バスの中でも五月蝿い音は続いていた
話し声、バスのエンジンの音
全てが耳、そして頭に響く
椅子に座り俺は耳を塞いだ
微かに聞こえるがさっきよりはマシだ
このまま学校の最寄りのバス停まで行こう
そう思った_____。
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翠 side
今日から新学期、
新しい学校
どんな人がいるんだろう、
楽しみだった
そして俺はバスに1人で乗る
少し遠くに座ってる人が気になってしまった
その人は俺と同じ制服を着ていた
きっと、六奏学校の人だろう
だけどその人は耳を塞ぎ蹲っていた
大丈夫かな、
初対面だし、名前も知らない
だけど心配になった
そして学校の最寄りのバスで降りる
少し歩くと今日から行く場所
六奏学校についた
ガヤガヤ
と、いろんな人の話し声が聞こえる
先輩方や、同級生らしき人
そして俺は自分のクラスを探す…
えっと、俺は…A組か、
どんな人がいるんだろう
同じ出身校の人はいなく俺は1人
仲良くできるかなっという心配を胸に自分のクラスに向かった
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赫 side
バスから急いで降り、走って教室に行く
外なんかいられたもんじゃない
いろんな音が聞こえてきて頭も耳も痛い
走ったからか、少し息切れしている
だけどついた、
今日から行く六奏学校っ、
周りの声が変わらず五月蝿い
急いで自分のクラスを確認し教室に向かった
教室の扉を開けて入る
するともう輪が出来ていた
そのせいか教室は外よりも騒がしい
耳を塞ぎ、顔を机にうつ伏せる
頭が痛い
嫌だ、
話し声、笑い声
椅子を引いた時の床とすれる音
全ての音が耳に、頭に響く
やっぱり俺に学校は向いてなかったのかな…ッ
高校からは頑張ろうって決めていた
小中は保健室登校だったから
ちゃんと教室に行って、勉強しよう
そう思っていた
だけど現実は思っていたものとは違う
騒がしい、五月蝿い、頭が痛い
どうして…俺だけこんな苦しい思いしないといけないのッ、
そして突然、肩を叩かれた
驚いて顔を上げると、
緑色の頭に黒いメッシュが入っていて、
赤色の瞳の人が立っていた
そしてその人は何か手に持っていた、
その内容を読む
そう書かれていた
その下には、
と、まで書いていた
俺は頷き立ち上がる、
その人は俺の手の上から耳を塞いでくれた、
そのお陰で五月蝿い音はほぼほぼカット出来た
教室から出ると、耳を塞いでいた手を外す
扉が閉まっていて、生徒はほぼ教室に入っているせいか廊下は教室よりかは静かだった
目の前の人が突然喋った、
だけど声量はとても小さく喋ってくれていた
なんでわかったんだろう
耳塞いでたから?
だけど普通気づかない、
すちって名前の人はなぜか気づいた
俺は頷く
今まであんまり人と話したことないから接し方がわからなかったから、
すちは悲しそうに笑った
妹さんも…俺と同じ思いしてたんだ、
すちは誰よりも頑張ってる
そしてそんなすちの妹さんも
きっと苦しい思いしてきただろうな…
俺もそうだったから、
わかる
だけどそんな妹に寄り添ってあげれるすちはいい兄だな…
らん先生は優しかった
すちも先生と理解があるから
騒がないし、
いい人たちだな…
教室に入ると、
先生の声で一気に教室が静かになった
らん先生は愛想が良かった
ニコニコ笑っている
それに顔が整っているからか、女子が先生の笑顔できゃー!っと黄色い悲鳴をあげる
反射的に耳を塞いでしまった
やっぱり大きい音、嫌いだなっ
大きくて甲高い悲鳴は嫌いだった、
頭がズキズキと痛む
らん先生のお陰でザワザワしていた教室は静かになった
そしてそのあと、この学校の説明や校則、その他色々説明された
そして入学式が始まろうとしている
正直嫌だな、
たくさんの人が集まる場所は五月蝿くて嫌い
こんなに至れり尽くせりでいいのだろうか
今までこんな理解のある先生には会ったことないから、正直驚いてる
理解してくれるのは保健室の先生くらいだったし…
なんか申し訳ないな、
らん先生が騒いでるクラスメイトに大きな声を出し注意する
事前に耳を塞いでと言われたから、嫌ではなかった
突然指を刺された
やっぱりそう思うよな…
並んだ方が、いい、よねっ
迷惑、だよねッ
嫌だ、またこうなる
やっぱり学校なんて来なければ良かった
どうせ孤立する、
どうせ1人になる
誰も理解してくれない
みんな馬鹿にする…
もう嫌だッ
俺の目には若干涙が浮かんだ
先生には届いていないだろう声が俺の耳にはしっかりと届いた
先生のことが好きであろう女子が威勢の良い返事をする
そして俺はというと涙が溢れ出ていた
辛い、どうしてこんな体に生まれたんだろう
みんなが嫌じゃない音が嫌
俺は蹲った
耳は塞いでいないせいでたくさんの音が聞こえる
頭に響く
頭が痛いけどそんなの気にしない
もう嫌だ、
やっぱり俺に学校は向いてなかった…ッ
クラスメイトが体育館に向かって歩き出す
歩く音が聞こえた
それくらい見ていなくてもわかる、
先生は俺の背中をさすってくれた
迷惑かけちゃった…
ごめんなさい、
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桃 side
きっと俺の生徒、暇なつはたくさんの辛いことを抱えている
聴覚過敏…か、
最初聞いた時は驚いた
だけど行動や表情を見てどれほど辛いものなのかなんとなくわかった
俺にできることってなんなんだろう
今はまだそばにいてあげることしかできない
こんなにボロボロに泣いて、
辛かっただろうな、
なつの歩幅に合わせて体育館へ向かう
既に入学式は始まっていた
式中、俺が耳塞いでていいよって言ったから、
なつはずっと塞いでいた
それで楽なら…それでいい、
無理にみんなに合わせなくていい
なつはなつのペースで…っ
式が終わり、全員が一度教室に戻りその後すぐに帰った
教室にはあと2人だけが残っていた_____。
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赫 side
式中ずっと耳を塞いでいた
なるべく塞がないでおきたかったけど、無理だった
頭の痛みが発し
それどころではなかった
だから塞がざる終えなかった
そしてクラスの奴らはほぼ全員帰った
教室には俺とすち、先生だけが残ってる
すちが先生の方に行き何か話している
先生は何かを許可してくれたようだけど…
何話してたんだろ、
初めて言った
こんなにも安心して話せる先生は、らん先生のが初めてだった
だから言いたかった
憧れ…だったから、
先生は手を振って教室から出て行った
愉快な先生…、
だけど五月蝿くない、
その後しばらくすちと教室で話していた
そして俺はすちについて行った
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翠 side
母さんに事前に連絡はしておいた
ひまちゃんのこと、
そして、音の問題
お母さんはひまちゃんを優しく向かい入れくれた
突然の質問にひまちゃんが困惑している
ひまちゃんを連れて、
車に乗る
車内は静かで、車のエンジン音、揺れる音だけが聞こえてくる
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赫 side
目的地らしき場所に着くと、すちが何かを渡してきた
言われた通りに耳につける
すると、気になっていた音が聞こえなくなり快適だった
その後、すちのお母さんにもお礼を言った
そしてすちの家に入れてもらい少しだけ話す
楽しかった、
気を遣って話してくれている最中でも聞こえてくる嫌な雑音はほぼカットされていた
こんなものがあったなんて、知らなかった
まぁしょうがないか…
俺の家はお金があんまないし、
それに俺にあんまり興味がないから…っ
手を振る
初めてできた友達
すち…ありがとう
そして次の日からは前よりも学校が楽になった
こんなのつけてるから虐められる予感はしてたけど、一度取り上げられた時
すちが助けてくれた
また迷惑かけちゃった、
だけど…いつか恩返しするから
それまでは待ってて
そしてすち、ありがとう
あと先生も、許可してくれてありがとう
こんな素敵な人たちに俺は出会えて良かった_____。
まじで小説書くモチベがすごい !!
これでやっと 、1人一回主人公やりました !
なので 次回リクエスト答えます 、
また リクエストあれば教えてください
いつでも募集中です 、
ここまで見てくださりありがとうございます 、











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。