僕は1番最初にテヨンに連絡した。
テヨンは唯一本音で相談出来る人だ。
辛い事も嬉しい事も全て。
ジョンウとはお互いの欲求満たすだけの関係。
そんな関係のジョンウに報告してもね....
僕たちは正式に同棲&パートナーになってこれから夢の同棲生活が始める..!と胸を踊らせていた。
幸せな休日もあっという間に終わり、月曜日の朝。
今僕は本当に幸せだ。多分世界一幸せだと思う。
そう幸せを噛み締めながらジェヒョンと会社の向かった
テヨンがニヤニヤしながらこっちを見てくる。
まあテヨンが言う事はお見通しだ。
はぁまじで。いちいちいじるな!!
ジョンウの方を見ると明らかに怪しそうな目でこっちを見てる。
すぐに目を逸らした。
ジョンウは変に勘がいい。
でもバレたらめんどくさい事になるし...
Jungwoo side 🐶
最近ジェヒョンとドヨンが一緒に出社する。
なんか絶対あった。何付き合ったとか?
それだけは本当に勘弁。
だってジェヒョンは.....
僕の幸せを奪った裏切り者なのに。
僕はジェヒョンと付き合っていた。
3年も共に過ごしてきたのに。その3年が一瞬にして崩れた瞬間を僕は一生忘れない。
僕達は職場で出会った。繁華街にあるバーで。
最初は普通の同僚だったけど、1回酔った勢いでヤった。
そこから交際へと発展した僕たち。
毎日が幸せだった。時に喧嘩もしたけどすぐに仲直り出来る関係で、運命の人かとずっと思ってた。絶対この人と結婚して僕は一生幸せに過ごせる。
付き合って3年目のある日。僕は用事があって夜の12時に家に帰った。
ジェヒョンは多分寝てるから起こさないようにゆっくり寝室に近づいた。
寝室の扉の前に立った瞬間微かに喘ぎ声が聞こえ、好奇心だけを頼りに僕は扉に耳を傾けた。
聞いてるだけでも胸が痛くなった。
なんで?どうして?僕と付き合ってるんじゃないの?僕では満足できなかった?
僕はその場に倒れ込んだ。信じられない。今までの3年間は何だったの..?確かにジェヒョンも魔が差したのかもしれない...でも家に女連れ込んで何してるの?立派な浮気だよ....。
傍から見たらそんだけの事でって言われるかもしれないけど僕には全てを否定されたような気持ちになった。
僕とは満足出来なかった?僕は魅力がなかった?ジェヒョンに優しく出来なかった?我儘だった?
考えると止まらなくなりその場で咽び泣いた。
このままここに居るとバレる。そう思い携帯と財布だけ持って外に出た。
夜中の2時。再び家に帰るとジェヒョンは疲れて寝てるみたい。まあ、あんなに激しくヤったんだから疲れるに決まってるよね。僕が聞いてたのも気づかないでヤってて。
僕と付き合う前から女癖が悪いと噂があった。
でも僕と付き合ってその噂も途切れたし、時々「まだ関係続いてる人もいるんじゃない?」と言われた事もある。でもその度に大丈夫と自分に言い聞かせていた。
なによりジェヒョンを愛していたから。
でもその時の僕には「別れ」言葉が頭から離れなかった。
その事件が起きてから1週間後
僕は朝早く起きて荷造りをした。
もうこんな家住みたくない。早くこの関係を切りたい。
僕はジェヒョンの返事を聞かず、荷造りの続きをした。
ジェヒョンはただ立ってるだけだった。
今すぐに泣きたい気持ちでいっぱいだった。
でも何故か涙が出ないまま家を出ようとした瞬間ジェヒョンが僕の腕を掴んだ。
知らない女の人を触ってた手で触られてると思えば思うほど鳥肌が立つ。
ジェヒョンとまともに会話せずに家を出た。
沢山泣いた。でもなんで1週間も待ったんだろう。最後までジェヒョンを信じてた。期待してた。
そんな自分が嫌になった。
新しい家に一人暮らしを初めて、仕事も辞めて改めて就職活動をした。
そして、今の会社にいる。
まさかジェヒョンと同じ会社で働くとは思ってもいなかった。
最初は少し期待した。まだ未練があったみたい。
ヒョンを奪った。僕はジェヒョンに取られてばっかりだ。
はぁもうなんで。どうして。
ジェヒョンは僕はSwitchだから付き合ったの?
都合が良かったの?
ずっとそう思ってる。だから今はNormalと偽ってる。またそう言う思いをしたくないから。
こう考えてる時点でまだジェヒョンの事好きなのかなって思うよね笑
ヒョンも好きだし、ジェヒョンにも未練タラタラ。
最低なのは僕の方なのかも。笑

















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!