あまりのかっこよさに言葉を失う。
いつもは画面越し。こうやって生で見るの初めて。
これは足を止めて、SnowManを見るわけだよ。
ヤバ……語彙力喪失しそうなんだけど。
ゆり組がゆり組してて死にそうなんだが?
ねぇ、まって、無理しんどい。
ていうか「喉渇いた」って言ってたような…。
聞き間違いならそれでいいんだけど
先輩も同じことを考えていたらしい。
やっぱり推しをもっと近くで見たいんだよね。
私と先輩は顔を見合わせて、頷く。
チャンスは一度きり。やるなら今しかない。
他のスノ担から痛い視線。
これは確かに迷惑かもしれないけどね。
SnowManのことを思ってやってるからいいかな?
まぁ別に大丈夫でしょ。
メンバー達が続々とコンビニへ向かう。
それにつられて、スノ担達もコンビニについていく。
先輩が、他の人達の足止めをしている。
私はその間にSnowMan達をコンビニへ案内する。
………みんな背高い。足長い。小顔すぎ。
壁になりたい。
コンビニの店員やっててよかったって思える瞬間。
くわぁー……!最高すぎるじゃんか!
これを無料で見ていいのか…!?
え、目の前で尊い見せつけられてる感じ?
「多分明日は命日なんだろうな」って思いながら、会計を進める。
他のメンバーは出口の前で、ふっかさんを待っている。
SnowMan達にお辞儀をする。
夢みたいな時間だった。また会えるといいな。
メンバー達は喋りながら、コンビニを後にする。
いつの間にか戻ってきていた先輩。
遠ざかっていくSnowMan達の背中を眺めていた。
もう一度言うけど、本当に夢みたいな時間だった。
物語はこれから大きく動きます。先輩ちゃんの出番が少なくなります……。
その替わりにSnowManの出番が増えていきます











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。