翌日。
起きると昨日までより少しだけ気持ちが晴れていた。
あのカフェのおかげだろうか。
今日廣瀨と池亀も連れて行こうかな、とも思ったけどやめた。
あの店を知ってるのは私一人がいいから。
少し場違いな独占欲だ。
独占欲というのも違うかもしれないが。
7 : 02 既読 2 " 今日は行けそう "
7 : 02 既読 2 " 心配かけてごめん " あなた
2人にLINEを送る。
すぐに既読が着いて返事が来る。
まなと " まじ !? 良かった !! " 7 : 03
J " 謝らないでいいよ、待ってるね " 7 : 03
初めての友達が2人で良かった。
改めてそう思う。
制服を着て準備を進めていると、机の上の壮大の写真が目に入る。
誰にも届くはずの無い言葉を呟く。
馬鹿らしくなり、久々にヘッドホンをつけて家を出た。
教室に入るとうるさいのが1名。
あとその保護者。
私が教室に入ると2人が気づく。
そんなこんなで2人に心配されつつ、休んでる間のノートを写させてもらう。
またあのカフェに行こうか、そんなことを考えていた。
しばらくあまり眠れていなかったからか、珍しく授業中に眠ってしまった。
〘 with memories of the moonlight 〙
そんな静かなメロディーで目が覚める。
とっくに授業は終わっていて、あろうことか廣瀨と池亀が私の顔を覗き込んでいた。
いつも通りの2人だ。
壮大とのこと、色々聞かれるかなとか思ってたけど
本当にいつも通り。
廣瀨が目を輝かせて言う。
一瞬時が止まる。
池亀は嘘だろ、という顔で廣瀨を見つめる。
自慢げに話し続ける廣瀨。
…………もしかして。
昨日のカフェ ?
間違いない。昨日のカフェだ。
まさかあのカフェの人達が2人の知り合いだなんて。
それに、昨日私が知りたかったことも知れた。
" 家庭の事情で "
場違いだが少し安心した。
何故かはわからないけど。
やさしく問いかけてくる池亀。
昨日また行くとは言ったけど、こんなすぐ行くことになるとは。
…………………まぁ、悪くはない。
廣瀨が目を輝かせる。
今日は昨日食べられなかったアップルパイを食べようかな。
きっとあの店は、何を食べても美味しい。
☆50ありがとうございます🎀🪄
展開ぐちゃぐちゃでキモイかもですけど , これからも読んでくださると光栄です‼️










編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!