第10話

 night .
434
2025/09/23 09:53 更新















   こいつが ... テストで満点 !?


   俺は驚きを隠せなかった 。



   だってこのテストは俺でも苦戦して

   やっとのこと取れた満点なんだから 。



   なのにこいつは余裕そうな顔をして

   先生から解答用紙を受け取って

   自分の席へ戻って行った 。












 青
 まじかよ 、 ... w 













   そんな事があってから 、

   ほぼ毎回テストが返される度に







 teacher(先生)
 稲荷さんと猫宮さん ! 
 2人とも満点さすがよ ! 




 teacher(先生)
 満点すごいなあ2人は 








   と色んな先生から

   言われるようになった 。









   
 青
 ( もしかして ... マジで俺と 
  同じ高校目指してんの? ) 











   とも思ってしまった 。

   いや 、 思うしか無かった 。




   だって 「 同じ高校に行きたい 」って

   目を輝かせて言われた日以来 、

   急にこいつの成績が伸びたから 。













   でも今更 ... 今更同じとこなんて

   だって過去の成績は変わらない訳だし



   もしかしたら 、

   過去の成績見せたら

   受験すらさせて貰えないんじゃ ... 。













   そんなことを思いながら 、

   教室へ忘れ物を取りに行こうとした時



   教室から 、 ほとけと担任の先生の
 
   声が聞こえてきた 。







 
 青
 ( なんだよ中にいんのかよ ) 








  

   と思い 、 俺は呆れながら
 
   教室へ入ろうとした時 、

   二人の会話が聞こえてきた 。









 teacher(先生)
 ほんとにあの高校目指してるの ? 



 水
 はい ... ! 








 青
 ( あの高校 ? 
   俺と同じとこか ? ) 











   俺はピクっとして 、

   教室の前に立ち止まった 。











 teacher(先生)
 でも急にどうして ... ? 
 成績も一気に伸びてるし 





 水
 いやあその ... 将来の夢 ? 
 があって 、 w









   将来の夢 ... ?



   ほとけからは一切

   聞いたことない言葉だった 。


   この15年間 、 出会った時から

   ずっと一緒に過ごしてきたけど

   将来の夢なんか話したこと無かった 。











   俺は気になり更に

   耳を二人の会話の方に向けた 。










 teacher(先生)
 そうなのね 、 いいじゃない 





 teacher(先生)
 でもなんでこんな急に 
 夢を追いかけ始めたの ? 






 水
 いや ... その 、  



































   「 実は僕 、 親がいないんです 。 」





























   ... いや 、 え ?










   一瞬時が止まったかのように

   俺の思考は停止した 。


   
   親が ... いない ?


   いや 、 嘘だろ ... w

   前 ... 居たよな ? w


   幼い頃 、 一緒に遊んだ時も

   隣にずっとおったよな ??














   考えれば考えるほど 、



   俺はその言葉の意味が

   全くわからなかった ──── 。











 


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